例文・使い方一覧でみる「闇い」の意味


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...そこで燒栗を買つた義男はそれを食べながら崖の下り口に立つて海のやうに闇い三河島の方を眺めてゐた...   そこで燒栗を買つた義男はそれを食べながら崖の下り口に立つて海のやうに闇い三河島の方を眺めてゐたの読み方
田村俊子 「木乃伊の口紅」

...もう餘呉(よご)の湖(うみ)に近い鹽津をまだ闇いうちに出帆した船が竹生島に朝の五時三十分に寄航するのである...   もう餘呉の湖に近い鹽津をまだ闇いうちに出帆した船が竹生島に朝の五時三十分に寄航するのであるの読み方
近松秋江 「湖光島影」

...闇い夜は、東京の空も横浜の空も、火光(あかり)が紅(あか)く空に反射して見える...   闇い夜は、東京の空も横浜の空も、火光が紅く空に反射して見えるの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...荷物にゴッタ返した闇い車内...   荷物にゴッタ返した闇い車内の読み方
戸坂潤 「獄中通信」

...豆ランプの薄闇い光が其燃えるやうな顏をてらして居る...   豆ランプの薄闇い光が其燃えるやうな顏をてらして居るの読み方
長塚節 「芋掘り」

...夜の寒さは闇い空から急に押へつけて來たやうに感じた...   夜の寒さは闇い空から急に押へつけて來たやうに感じたの読み方
長塚節 「開業醫」

...薄闇い方で女は僕の洋服を疊んで居るのであつた...   薄闇い方で女は僕の洋服を疊んで居るのであつたの読み方
長塚節 「開業醫」

...電燈の光に比してランプの光は薄闇い...   電燈の光に比してランプの光は薄闇いの読み方
長塚節 「開業醫」

...破れた障子を開けて薄闇い店先を覗いた時せつせと刷毛を使つて居た兄といふのは怪訝な顏をして刷毛を持つた儘つく/″\とこちらを見た...   破れた障子を開けて薄闇い店先を覗いた時せつせと刷毛を使つて居た兄といふのは怪訝な顏をして刷毛を持つた儘つく/″\とこちらを見たの読み方
長塚節 「開業醫」

...闇さは闇いのに人越しだから何も分らないのだけれど騷いで居るやうな氣がするのである...   闇さは闇いのに人越しだから何も分らないのだけれど騷いで居るやうな氣がするのであるの読み方
長塚節 「須磨明石」

...宿の女に案内されて闇い所へ這入つた時は妙な心持であつた...   宿の女に案内されて闇い所へ這入つた時は妙な心持であつたの読み方
長塚節 「炭燒のむすめ」

...竹藪をかぶった太十の家は内も一杯煤だらけで昼間も闇い程である...   竹藪をかぶった太十の家は内も一杯煤だらけで昼間も闇い程であるの読み方
長塚節 「太十と其犬」

...闇い闇いしなんちつても靜かだから屹度來なくつちやならねえ...   闇いは闇いしなんちつても靜かだから屹度來なくつちやならねえの読み方
長塚節 「利根川の一夜」

...アーク燈の光を翳して見る闇い空は天鵞絨の如く滑かに見える...   アーク燈の光を翳して見る闇い空は天鵞絨の如く滑かに見えるの読み方
長塚節 「菜の花」

...表の柱と柱との間にはおろし戸が一枚づゝ卸してあるのでなかは薄闇い...   表の柱と柱との間にはおろし戸が一枚づゝ卸してあるのでなかは薄闇いの読み方
長塚節 「菠薐草」

...何だか闇い深い穴へでもはひるやうな気がして恐怖心が私を躊躇させた...   何だか闇い深い穴へでもはひるやうな気がして恐怖心が私を躊躇させたの読み方
長塚節 「隣室の客」

...薄月夜のひろい闇いッぱいに...   薄月夜のひろい闇いッぱいにの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...暗憺(あんたん)たる闇いくさ...   暗憺たる闇いくさの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

「闇い」の読みかた

「闇い」の書き方・書き順

いろんなフォントで「闇い」

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