...関守は手形とほくろ見くらべる見くらべただけではだめ...
海野十三 「江戸推理川柳抄」
...世々清水越(こえ)の関守(せきもり)たり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...さようなら」関守氏は入って来たトンボ口の方から出て行ったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらへいらっしゃい」関守氏は仕立飛脚を導いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏は街道を小戻りをして...
中里介山 「大菩薩峠」
...その上に俵物はいっさい小関越えをしてはならないということになった――そのとばっちりで、ここでも水車を仕かけるには仕かけたが、それを遊ばして置いて、こうしてわざわざ足踏ロールに逆転しているのだという説明を、三蔵から聞いて、不破の関守氏は、「なるほど、それは機械文明に反抗する人間労力の逆転というものだ」とひとり合点をしました...
中里介山 「大菩薩峠」
...関守氏を先生とも呼ばず...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんなことを知らない不破の関守氏から...
中里介山 「大菩薩峠」
...艾(もぐさ)でも取ってけえりゃいいんでござんすか」「そこだ」と不破の関守氏が少しはずんで...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏は本陣をたずねて...
中里介山 「大菩薩峠」
...関守といえば、その人の固有の姓、たとえば関口とか、関根とか、関山というような種類のものでなくて、関を守る人という意味の特別普通名詞であるに相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...解放してやる」不破の関守氏は近寄って...
中里介山 「大菩薩峠」
...関守氏の答案に追究を試みてみました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほぼ科学的に関守氏の胸に疾うから浮んでいる...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...関守は小橋甚兵衛(じんべえ)という与力で...
山本周五郎 「山彦乙女」
...関守としては重大な責任問題となる...
山本周五郎 「山彦乙女」
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