...世々清水越(こえ)の関守(せきもり)たり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...関守氏が自分で集めて来たのと...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらへいらっしゃい」関守氏は仕立飛脚を導いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏以外の何人でもありようはずはない...
中里介山 「大菩薩峠」
...お銀様は、手紙の上封じをして、それに、「不破の関守殿、まいる」と書きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...参謀総長を兼ねていたはずの不破の関守氏が...
中里介山 「大菩薩峠」
...関守氏は、目的地に着いたからといって、驀直(ばくじき)に目的に向ってこせつくような軽策を取らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここを訪うて来た関守氏は...
中里介山 「大菩薩峠」
...関守氏は何食わぬ面(かお)ではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...「がんちゃん――」不破の関守氏は...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十二がんりきを追い立てたその翌日、不破の関守氏は、明日、客をするからと言って、大谷風呂の奥の一棟をその用意にかからせたのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏からの手紙を...
中里介山 「大菩薩峠」
...何事をか為(な)さしめんとするのも不破の関守氏であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...仏像経巻も挙げて灰燼(かいじん)に帰するの日がなしと誰が断言する――不破の関守氏は仮りにその時を予想しているのである...
中里介山 「大菩薩峠」
...不破の関守氏から予備知識を与えられた...
中里介山 「大菩薩峠」
...「よし来た」関守氏は異議なく、その茶がすを湯こぼしに捨て、がんりきの前へ提供してやると、がんりきの百は、左手に隠した四個の小賽を、左の耳元で、巫女(みこ)が鈴を振るような手つきに構えたが、関守氏は、その構えっぷりを見て感心しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...関守たちは皆酔いつぶれておる...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...鳥も夕を告げて暮に向う頃なるに関守(せきもり)は聞き咎めもせず関の戸も閉ざさざれば人も行き過ぎぬとなり...
南方熊楠 「十二支考」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??