...俳諧も亦閑事業ではない...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...正に愚人の閑事業たるに過ぎない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...今日の青年は須(すべか)らく奮闘一番して不生産的な閑事業や...
大隈重信 「青年の新活動方面」
...花鳥諷詠は閑事業である...
高浜虚子 「俳句への道」
...手を大沢のうちに揮うてその万一を倖僥(こうぎょう)する大博奕(だいばくち)的(てき)の閑事業にあらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...要するに元日及び新年の実質とは痛痒相冒(つうようあいおか)す所なき閑事業である...
「元日」
...僕は暑中に似合わしい閑事業として...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...始めて我々が文芸に従事する事の閑事業でない事を自覚するのであります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...もはや遊食階級の閑事業たることを許さぬ...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...高々無聊なる時間をやる閑事業であるかに過ぎないであろう...
三木清 「語られざる哲学」
...いかに閑人の閑事業であったとはいっても...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...無用の閑事業中の無用の閑事業である...
夢野久作 「能とは何か」
...最高第一等の閑事業と見られている能……非常に尨大で...
夢野久作 「能とは何か」
...堂塔建立というごとき閑事業にその精力を注ぐことは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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