...家(うち)の者はわたしを見ても知らん振りして書斎に入ると鑰(かぎ)を掛け...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...『秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)』の序より...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...更に命に應じ秘藏寳鑰(Key to the Secret Godown)三卷を著せりと云ふ...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...この森を印鑰(いんやく)の森という...
高浜虚子 「別府温泉」
...もってわが北門の鎖鑰(さやく)を叩(たた)き...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...魂の秘鑰(ひやく)たる欠点弱点を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の勝利の秘鑰(ひやく)はあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自然の秘鑰(ひやく)を探究する者どもであった...
中島敦 「悟浄出世」
...鎖鑰(さやく)を下した先生の卓の抽出しの中で...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...鍵は鑰(ぢやう)の孔に差したる儘なり...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...鑰は卸しあらざりき...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...鑰前の孔から覗いて見てゐて...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...北門の鎖鑰(さやく)を樹立する任務をになって遙々(はるばる)やって来た初代の開拓判官は島義勇...
本庄陸男 「石狩川」
...北門警備の鎖鑰(さやく)たらんと謝罪して出たこれら降伏士族に...
本庄陸男 「石狩川」
...北虜駸々(しんしん)日ニ進ムノ勢ヲ抑ヘテ北門ノ鎖鑰(さやく)ハジメテ固カラン」とし得るわけであった...
本庄陸男 「石狩川」
...過去の時代々々は我等のためには575七つの鎖鑰(さやく)を施した巻物だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...(女の鎖鑰を開かんとす...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...川崎鑰之助(かわさきかぎのすけ)と申し...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??