...立去る前に憐愍の鑰(かぎ)とも仰ぐ「愛」をよびわが思ふことつばらかに述べよと乞ひて『この「歌」の調(しらべ)の報いえさせむとかの君のかたへにとまり...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「歌よ、ねがふは」
...『秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)』の序より...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...更に命に應じ秘藏寳鑰(Key to the Secret Godown)三卷を著せりと云ふ...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...魂の秘鑰(ひやく)たる欠点弱点を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ヨーロッパの鍵鑰(けんやく)たる巨大なるロシアを倒し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...創作の一つの秘鑰がある...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...彼の勝利の秘鑰(ひやく)はあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...窓は前側のものも後側のものも鎖して内より鑰を卸しありたり...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...鑰前の孔から覗いて見てゐて...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...身をもって北門警備の鎖鑰(さやく)たらんとするわれらを見すてることは...
本庄陸男 「石狩川」
...北虜駸々(しんしん)日ニ進ムノ勢ヲ抑ヘテ北門ノ鎖鑰(さやく)ハジメテ固カラン」とし得るわけであった...
本庄陸男 「石狩川」
...北門ノ鎖鑰(さやく)厳ニ樹立シ 皇威御更張ノ基ト可相成(あいなるべく)――とあり...
本庄陸男 「石狩川」
...機関兵は服の左腕に螺鑰が附いてゐるよ...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...過去の時代々々は我等のためには575七つの鎖鑰(さやく)を施した巻物だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...鑰(じょう)を卸す...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...(ファウスト鎖鑰(さやく)に手を下す...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...4420ファウスト(鎖鑰を開きつゝ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...鑰槍(カギヤリ)ナド打捨テサセ...
吉川英治 「新書太閤記」
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