...祭りの真最中に雨が降ってきた...
...食事の真最中に急な訪問客がやってきた...
...試験の真最中にトイレに行きたくなることがよくある...
...彼女が話す真最中に、彼女の言葉には感動した...
...長い旅行の真最中は、毎日新しい発見があって楽しかった...
...この飲めや歌えの大騒ぎの真最中に...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...もっと末へ寄っておりましたが――この緋葉(もみじ)の真最中(まっさいちゅう)...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...この三篇を書いていた時はあたかも胸中の悶々に堪えなくて努力も功名も消えてしまった真最中(まっさいちゅう)であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...ものすごい砲撃戦の真最中だ...
海野十三 「火星兵団」
...「舞台で百合子が踊っている真最中に楽屋で百合子を見たという女の子があります...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...戦時気分を高調している真最中だというのに...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...其頃はちょうど維新の真最中でもあり...
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」
...摺(す)った揉んだのあげく」「離縁になったのかな」「ところが騒ぎの真最中(まっさいちゅう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は爛酔(らんすい)の真最中(まっさいちゅう)にふと自分の位置に気が付くのです...
夏目漱石 「こころ」
...滅茶々々に踊りまくっている真最中...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――一昨日(おとつい)の大夕立の真最中...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...消防小屋の移転問題に甲論乙駁の真最中だつた...
牧野信一 「月あかり」
...戦争の真最中に、たつたひとり馬鹿面(めん)をかぶつた小さな児がヒヨロ/\と出て来ました...
牧野信一 「泣き笑ひ」
...ホコダ塚において合戦真最中! 天狗が水戸へ逃げるか...
三好十郎 「斬られの仙太」
...)幸福の真最中(まっさいちゅう)に死んだのでございますわ...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...ただせっせと白菜を植えている真最中に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...他の門弟大勢と立廻りの真最中にF・Oして下さい...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...紳士淑女がなに一つ非の打ち所のない典雅さでフォークを使っている真最中に於てでも...
横光利一 「欧洲紀行」
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