...祭りの真最中に雨が降ってきた...
...食事の真最中に急な訪問客がやってきた...
...試験の真最中にトイレに行きたくなることがよくある...
...彼女が話す真最中に、彼女の言葉には感動した...
...長い旅行の真最中は、毎日新しい発見があって楽しかった...
...この飲めや歌えの大騒ぎの真最中に...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...ちょうどこの五六人の力競(ちからくらべ)の真最中へ来合せたのであった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...わたくしなどは今(いま)が修行(しゅぎょう)の真最中(まっさいちゅう)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...一刻の暇もない農繁の真最中に馬市が市街地に立った...
有島武郎 「カインの末裔」
...阿Qは不平の真最中に時々零落を感じた...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...混雑の真最中を見計って...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...戦時気分を高調している真最中だというのに...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...てんやわんやの真最中に...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...今日のジャーナリズムは今その役割の真最中に於てある...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...摺(す)った揉んだのあげく」「離縁になったのかな」「ところが騒ぎの真最中(まっさいちゅう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...一人芝居の真最中でとんぼ返りを打って...
夏目漱石 「坑夫」
...彼は*10コチリオンの真最中に床へ坐りこんで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...味方はワッワッと鬨(とき)を作って、倒(こ)ける、射(う)つ、という真最中...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...遊戯に真最中の折からだつた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...戦争の真最中に、たつたひとり馬鹿面(めん)をかぶつた小さな児がヒヨロ/\と出て来ました...
牧野信一 「泣き笑ひ」
...丁度その宴会の真最中でした...
牧野信一 「船の中の鼠」
...わが国の苦難の真最中に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...紳士淑女がなに一つ非の打ち所のない典雅さでフォークを使っている真最中に於てでも...
横光利一 「欧洲紀行」
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