...祭りの真最中に雨が降ってきた...
...食事の真最中に急な訪問客がやってきた...
...試験の真最中にトイレに行きたくなることがよくある...
...彼女が話す真最中に、彼女の言葉には感動した...
...長い旅行の真最中は、毎日新しい発見があって楽しかった...
...わたくしなどは今(いま)が修行(しゅぎょう)の真最中(まっさいちゅう)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...一刻の暇もない農繁の真最中に馬市が市街地に立った...
有島武郎 「カインの末裔」
...又若(も)し今が論文の原稿の真最中ででもあるならば...
犬養健 「愚かな父」
...必定(てっきり)お客を呼んでの大酒宴(おおさかもり)の真最中(まっさいちゅう)と...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...なにしろ蠅男防禦陣を敷いている真最中のことであったから...
海野十三 「蠅男」
...戦時気分を高調している真最中だというのに...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...争議の真最中に独立に警視庁官房主事を訪問などしていて...
戸坂潤 「社会時評」
...その糞騒ぎの真最中に泥棒が這入ったことがあった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...悪言の真最中であるにかかわらず...
中里介山 「大菩薩峠」
...整理の真最中であった...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...一人芝居の真最中でとんぼ返りを打って...
夏目漱石 「坑夫」
...煙が鼻から出だした真最中に口を開(ひら)いた...
夏目漱石 「坑夫」
...――一昨日(おとつい)の大夕立の真最中...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(3)馬とロバ丁度日露戦争の真最中であった明治三十八年六月二日...
武者金吉 「地震なまず」
...大原の家には最早(もはや)お登和嬢が自分の家の下女とともに材料品を買い来りて今や支度の真最中...
村井弦斎 「食道楽」
...ただせっせと白菜を植えている真最中に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この通り今が真最中なもんだから……...
矢田津世子 「反逆」
...ちょうど舞踏の真最中に馬が暴れ出す事になった...
夢野久作 「暗黒公使」
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