...畑で鋤鍬を使って土を耕す...
...農家の父が鋤鍬を手に庭の草むしりをしていた...
...散歩中に鋤鍬を持ったおばあさんとすれ違った...
...新しく買った鋤鍬がとても軽くて、庭仕事がしやすくなった...
...鋤鍬を握ると父の面影がよみがえり、感慨深かった...
...今はこの土も鋤鍬の責苦のみか人はその臓腑の奥までも掻きさぐりぬ...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...あらくれ男の様に鋤鍬を執つて働くのを好んで居た...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...彼の祖父から彼の代まで三代鋤鍬(すきくわ)を取らなかった...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...鋤鍬竹槍がその身の刀槍...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...鋤鍬の先に触れて死ぬ虫を憐み...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...何故彼が永年家の業であつた医をやめて鋤鍬を手にするやうになつたか審(つまびら)かでない...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...鋤鍬(すきくわ)の仕舞われてある物置にお島はいつまでも...
徳田秋声 「あらくれ」
...田崎と車夫喜助が鋤鍬(すきくわ)で...
永井荷風 「狐」
...勢(せい)のない鋤鍬を動して居るのである...
平出修 「夜烏」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...自分で鋤鍬(すきくわ)を持って働くつもりなら何かやれんことはないさ」「それはやれないことはありません」と...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...御自身に鋤鍬を取ってお掘(ほり)なさいませ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...鋤鍬で掘ったり、根に土を盛ったり、摘んだり、縛ったりして、10015あらゆる神様達を、中にも日の神様を祈っています...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ちょうど鋤鍬(すきくわ)のはいらぬだだっ広い野原に雑草が時を得顔に繁茂したようなふうであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただの百姓や商人(あきゅうど)など鋤鍬(すきくわ)や帳面のほかはあまり手に取ッたこともないものが「サア軍だ」と駆(か)り集められては親兄弟には涙の水杯で暇乞(いとまご)い...
山田美妙 「武蔵野」
...そこで五千の鋤鍬(すきくわ)部隊は...
吉川英治 「三国志」
...城(らくじょう)の鋤鍬(すきくわ)部隊は...
吉川英治 「三国志」
...鋤鍬(すきくわ)を持って...
吉川英治 「新書太閤記」
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