...鉾先を磨く。 ...
...端正な鉾先の形状...
...鉾先を敵に向ける...
...鉾の鉾先を直す。 ...
...鉾先に布を巻く。...
...遠慮なくやってもらってかまわん」大隈は鉾先をそらしながら...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...今度は専(もっぱ)ら鉾先(ほこさき)を姉に向けた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...取って置きのクリストフ自身やルイザの方へ鉾先(ほこさき)を向けて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...踊ってる男女に鉾先(ほこさき)を向けて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...注意深く鉾先(ほこさき)を隠した対人間的な戦いへ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今度は鉾先(ほこさき)がお蘭さんなるものの方に向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...次第によっては途中からその鉾先(ほこさき)を...
夏目漱石 「行人」
...私の沈黙が鋭い兄さんの鉾先(ほこさき)を鈍(にぶ)らせた例は...
夏目漱石 「行人」
...金十郎も鉾先(ほこさき)を折り...
久生十蘭 「奥の海」
...水流(つる)さんにまで鉾先(ほこさき)が向いて来たというのは...
牧野信一 「鬼涙村」
...どめくらの田舎つぺが!」あはや私の鉾先が...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...射透した槍の鉾先が...
牧野信一 「卓上演説」
...長く霜のように輝いて動いて行く兵士たちの鉾先(ほこさき)を見詰めていた...
横光利一 「日輪」
...其れが偶(たま/\)参政権問題となつて鉾先を示して居るのだと思ふ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...……それを考えに容(い)れてのことか」「決死の鉾先(ほこさき)をうけては堪(たま)りません...
吉川英治 「黒田如水」
...鉾先(ほこさき)をそろえてきたため...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その鉾先(ほこさき)は弱いにきまっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...むしろそこもとのほうが百も二百もご承知あっていい筈だが……」逆に言葉の鉾先(ほこさき)をねじ向けると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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