...やれやれというので関東の連小便をやってから室堂に入ったようだが...
石川欣一 「山を思う」
...遂にN地に行ってK学堂に入った...
魯迅 井上紅梅訳 「「吶喊」原序」
...度々部下の戦死者のため墓碑の篆額(てんがく)を書かせられたので篆書は堂に入った...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...まるでみいらの殿堂に入ったように...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...当局の嗜好の堂に入ったことがうかがわれて興味のあることだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...おのずから堂に入ったものがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう堂に入ったものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...みんなの後(あと)に随(つ)いて食堂に入った...
夏目漱石 「明暗」
...人間の鑑定だけは堂に入ったものです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人の口真似などは堂に入った芸でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...せいぜい大尉以下の先生がたは堂に入ったものである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...おそらく遥かに堂に入ったらしい外貌を有ったことであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その批評がなかなか堂に入ったものであった...
山本実彦 「十五年」
...これほど堂に入った剣聖ともいうべき神技に接したことがなかった……それはあたかも真如(しんにょ)の月(つき)を仰ぐようだ...
吉川英治 「剣難女難」
...転法輪院(てんぽうりんいん)の本堂に入った...
吉川英治 「私本太平記」
...ついで会堂に入った...
和辻哲郎 「鎖国」
...殉教の覚悟をきめて会堂に入った...
和辻哲郎 「鎖国」
...眠るくらいならなぜ出家して禅堂に入ったのだ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??