...彼は小説を改作して、映画化することになった...
...改作はオリジナルの作品を修正することを指す...
...この詩は古典的な詩を改作したものだ...
...昨日、友人と一緒にレシピを改作して、新しい料理を作った...
...舞台劇を映画に改作することは、よく行われる...
...嫌がつて改作させる...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...昭和三十二年二月改作)...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
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種田山頭火 「行乞記」
...病めば長い長い旅・こゝに住みたい水をのんで去る(添作)・あすもあたゝかう歩かせる星が出てゐる・ふんどしは洗へるぬくいせゝらぎがあり(木賃宿)春夜のふとんから大きな足だ□・枯草の風景に身を投げ入れる(改作)四月六日晴れたり曇つたり...
種田山頭火 「行乞記」
...虱もいつしよに捨てる□山寺ふけてゆつくり尿する(改作・福泉寺)此宿の田舎らしいところはほんたうにうれしかつた...
種田山頭火 「行乞記」
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種田山頭火 「行乞記」
...おとうふ買うてもどる・新道まつすぐにして三日月・夜(ヨル)へ咳入る(改作)わたしがはいればてふてふもはいる庵の昼・ひとりで酔へばこうろぎこうろぎ十月五日めづらしく朝寝した...
種田山頭火 「其中日記」
...私もおちつけない・枯れつくしてぺんぺん草の花・つゝましく酔うてゐる庵は二十日月・やまみちのきはまればわいてゐる水(改作再録)二月十六日けさも早かつた...
種田山頭火 「其中日記」
...飲んでも酔はない二人であるく(樹君に)日記といふもの改作再録・ゆふなぎしめやかにとんでゐるてふねてゐるてふ・病みて寝てまことに信濃は山ばかり・ちんぽこもおそそもあふれる湯かな(千人風呂)山があれば山を観る雨のふる日は雨を聴く春...
種田山頭火 「其中日記」
...・月がまろい夜を逢うて別れた・百舌鳥がてつぺんに落葉しはじめた樹・秋草ふみつつかりそめの犬とあとさき・月夜の柿がばたりぽとり(改作)・木の葉ちるや犬もわたしもおどろきやすく・サイレン鳴ればさびしい犬なればほえ・ヱスもわたしもさびしがる月のこうろぎも九月廿四日秋晴...
種田山頭火 「其中日記」
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種田山頭火 「其中日記」
...変電所の鉄骨ががつちり直角形(改作)・さういふ時代もあるにはあつた蝉とる児のぬきあしさしあし・暑さきはまり蝉澄みわたる一人・ゆふべはよみがへる葉に水をやる・山はゆふなぎの街は陽のさす方へ・炎天まつしぐらにパンクした(自動車)逸郎君に・百合を桔梗に活けかへて待つ朝風・ちつともねむれなかつた朝月のとがりやう・夜あけの風のひえ/″\として月草ひらく七月二十七日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...……(九日)・うれしいことでもありさうな朝日がこゝまで・はたしてうれしいことがあつたよこうろぎよ・飛行機はるかに通りすぎるこほろぎ・つめたくあはただしくてふてふ・ひつそりとおだやかな味噌汁煮える・百舌鳥もこほろぎも今日の幸福・水をわたる誰にともなくさようなら・月の澄みやうは熟柿落ちようとして・酔ひざめの風のかなしく吹きぬける(改作)十月十日晴――曇...
種田山頭火 「其中日記」
...しみじみ食べる飯ばかりの飯である草にすわり飯ばかりの飯やうやくにして改作することが出来た...
種田山頭火 「草木塔」
...表口に添ふ出窓を改作して店となし...
永井荷風 「来訪者」
...大きな改作の折も無かったのに不思議はないが...
柳田国男 「海上の道」
...子どもはこうしてだんだん歌いやすいように改作してきたのかと思う...
柳田国男 「母の手毬歌」
...そこで新作改作が盛んに行なわれ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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