...彼は敵に鉄拳を振るった...
...彼女は鉄拳のように強い握力を持っている...
...鉄拳大会に出場するつもりだ...
...昨日警察沙汰になり、鉄拳制裁を受けた...
...ビデオゲームで鉄拳キャラクターを使って遊んでいる...
...頭の上に少からざる棍棒と鉄拳を加えた...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...いつ鉄拳がとぶかもしれない...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...鉄拳を固めて川上機関大尉の頤を狙ってつきだした...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...彼の鉄拳が、ぶんぶん佐々の目をねらって飛んで来た...
海野十三 「火星兵団」
...栄螺(さざえ)のような鉄拳をうちおろそうとしたところだったが...
海野十三 「太平洋魔城」
...帆村の鉄拳(てっけん)が...
海野十三 「爆薬の花籠」
...その度(たび)に例(れい)の鉄拳(てっけん)を振(ふる)っては...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...生温(なまぬる)い四国弁などでぐずぐずいうと頭から鉄拳(てっけん)でも食わされそうな心持もするし...
高浜虚子 「子規居士と余」
...鉄拳(てつけん)だとか柔術(じうじゆつ)だとか日本魂(やまとだましひ)だとか云(い)ふものよりも全(まつた)く異(ちが)つた他の方面に傾いてゐた...
永井荷風 「すみだ川」
...鉄拳が飛び兼ねまじき勢いでしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「不心得者!」この声と同時にピシリと鉄拳(てっけん)が閃(ひらめ)いた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...ぬかしやがる」茄子色の鉄拳が...
火野葦平 「花と龍」
...鉄拳を喰らわせて飛び出した俺だからな...
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」
...その場で鉄拳をふるって格闘したい衝動を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...うるせえ虫けらめ」グワンと鉄拳をびんたに食わせて...
吉川英治 「剣難女難」
...立つやいな魯達の鉄拳(てっけん)に眼じりを一つ見舞われて「げふっ」と奇妙な叫びをもらした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...虎はこの鉄拳で、撲(は)り殺してきた」「ご冗談を」「冗談と笑うほどなら、なぜ訊くのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...小石を拾っている凡下の頭へごつんと鉄拳を与えると...
吉川英治 「親鸞」
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