...彼は敵に鉄拳を振るった...
...彼女は鉄拳のように強い握力を持っている...
...鉄拳大会に出場するつもりだ...
...昨日警察沙汰になり、鉄拳制裁を受けた...
...ビデオゲームで鉄拳キャラクターを使って遊んでいる...
...待ちかまえた仁右衛門の鉄拳はいきなり十二ほどになる長女の痩(や)せた頬(ほお)をゆがむほどたたきつけた...
有島武郎 「カインの末裔」
...「ぶうーん」「あっ、いた――」とつぜん、佐々の顎に、相手の鉄拳が、ごつんとはいった...
海野十三 「火星兵団」
...鉄拳(てっけん)をガーンとうちこんだ...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...何(なん)でもその鉄拳(てっけん)を以(もっ)て...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...その度(たび)に例(れい)の鉄拳(てっけん)を振(ふる)っては...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...またまた三度目(どめ)の鉄拳(てっけん)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...眼を覚ませ! と言って鉄拳(てっけん)でも加えてやると...
太宰治 「惜別」
...火のごとき鉄拳(てつけん)は霰(あられ)とばかりその面上頭上に落下するのであつた...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...重右衛門は鉄拳を食ひし身の...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...夫人の慶子はもとより奴婢(ぬひ)出入りの者果ては居間の柱まで主人が鉄拳(てっけん)の味を知らぬ者なく...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...あぶなく鉄拳(てっけん)を頂戴(ちょうだい)する所さ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...自分はだいぶ辛抱(しんぼう)して兄の鉄拳(てっけん)の飛んで来るのを待っていた...
夏目漱石 「行人」
...旦那から鉄拳のお見舞を受けるのではないかと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...卜斎(ぼくさい)の鉄拳(てっけん)をくったせつなに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...立つやいな魯達の鉄拳(てっけん)に眼じりを一つ見舞われて「げふっ」と奇妙な叫びをもらした...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こんどは李逵の鉄拳が二つ三つ男のひたいや鼻ばしらを打ちつづけた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...われを忘れた鉄拳も...
吉川英治 「松のや露八」
...――怒って振り上げたあの鉄拳を横顔に受くるまでも...
吉川英治 「宮本武蔵」
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