...秋になると、鈴虫の音が聞こえるよね...
...鈴虫を捕まえたいと思って、頑張って追いかけたけど、逃げられちゃった...
...鈴虫の鳴き声が寂しい夜を慰めてくれる...
...子供の頃、鈴虫を捕まえて、ゼリー入れに入れて可愛がったことを思い出す...
...鈴虫がいる森の中を歩くのは、不思議でドキドキする体験だ...
...どの姉妹(きょうだい)も活々して、派手に花やかで、日の光に輝いている中に、独り慎ましやかで、しとやかで、露を待ち、月にあこがるる、芙蓉(ふよう)は丈のびても物寂しく、さした紅も、偏(ひと)えに身躾(みだしなみ)らしく、装った衣(きぬ)も、鈴虫の宿らしい...
泉鏡花 「婦系図」
...鈴虫が鳴きだしました...
竹久夢二 「博多人形」
...人形は大喜びで、「鈴虫さん、あたしをお嬢さんのとこへ連れていって頂戴(ちょうだい)な」とたのみました...
竹久夢二 「博多人形」
...松虫鈴虫の好い音(ね)はないが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
......
野口雨情 「未刊童謡」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...虫の音にも、まつむし、鈴虫、くつわむし、それぞれ趣きがあってよい...
宮城道雄 「音の世界に生きる」
...金持の鈴虫のお嬢さんの家(うち)へ参りました...
村山籌子 「こほろぎの死」
...明治二十年頃までは田端から道灌山へかけては虫の種類も多く、がちゃがちゃのクツワ虫始めカンタン、草ひばり、バッタ、コオロギ、キリギリス、但し鈴虫、松虫の類は専門家が作るので除外例だが、そのほかの虫にはたいてい聞き倦きたものだ...
山本笑月 「明治世相百話」
...りん、りん、りんと鈴虫の声、書斎に入りて我れを繞る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...時世的な容貌を鈴虫のほうは持っていた...
吉川英治 「親鸞」
...こう告げたのであります」「…………」松虫と鈴虫の二人は...
吉川英治 「親鸞」
...「鈴虫様……...
吉川英治 「親鸞」
...あの松虫の局(つぼね)と鈴虫の局の二人でございますが」「オオ」住蓮は...
吉川英治 「親鸞」
...闇の小鳥のような眼をして鈴虫と松虫は...
吉川英治 「親鸞」
...松虫と鈴虫は、この二人の親切に、ただ涙がながれてならなかった...
吉川英治 「親鸞」
...松虫と鈴虫の局(つぼね)」役人はすぐ...
吉川英治 「親鸞」
...鈴虫のように死んではつまらぬことではないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索