...秋になると、鈴虫の音が聞こえるよね...
...鈴虫を捕まえたいと思って、頑張って追いかけたけど、逃げられちゃった...
...鈴虫の鳴き声が寂しい夜を慰めてくれる...
...子供の頃、鈴虫を捕まえて、ゼリー入れに入れて可愛がったことを思い出す...
...鈴虫がいる森の中を歩くのは、不思議でドキドキする体験だ...
...鈴虫が鳴きだしました...
竹久夢二 「博多人形」
...「鈴虫が鳴いている」が...
太宰治 「パンドラの匣」
...鈴虫があちらで一匹...
種田山頭火 「其中日記」
...鈴虫が頻りに啼いた...
田山録弥 「草津から伊香保まで」
...車中には御殿場より乗りし爺が提(さ)げたる鈴虫なくなど...
寺田寅彦 「東上記」
...南岳また年々土中に甕(かめ)を埋めて鈴虫を繁殖せしめ...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...鈴虫(すずむし)が...
新美南吉 「赤とんぼ」
...残暑の酷しい折で裏山の叢で鈴虫が鳴いてゐた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...心もて草の宿りを厭(いと)へどもなほ鈴虫の声ぞふりせぬともおささやきになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...りん、りん、りんと鈴虫の声、月の光の如く流る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...りん、りん、りんと鈴虫の声、書斎に入りて我れを繞る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...「――鈴虫様、これからどこへ行きますか」「さ? ……どこでも」「御所へ帰るのは、まだ早いし……」と、焦(こ)げるような空の陽(ひ)を仰いで、「なんだか、少しの刻(とき)でも、惜(お)しい気がしますものね」二「せっかく、きょう一日、お暇(いとま)をいただいたのですから、日いっぱい、歩けるだけ、歩いてみようではありませんか」年下の鈴虫は、そういって、羅(うすもの)の被衣(かずき)に、埃(ほこり)まじりの風をなぶらせながら、子供っぽく、走ってみたり、道(みち)ばたの清水を、手で掬(すく)ってみたり、「おお冷たい!」そして――「飲めないかしら?」と、愛くるしい首をかしげて、友を見た...
吉川英治 「親鸞」
...鈴虫が何か思いあまることがあると...
吉川英治 「親鸞」
...鈴虫が身をわななかせて訴えるようなことは...
吉川英治 「親鸞」
...鈴虫は住蓮を、松虫は安楽房をあの専修念仏会の夕べから忘れ得なくなっていることは否めないことであった...
吉川英治 「親鸞」
...――あの松虫の局(つぼね)と鈴虫の局さえここに匿(かくま)わなければと...
吉川英治 「親鸞」
...松虫の局と鈴虫の局のありかを...
吉川英治 「親鸞」
...鈴虫の局のお二人は...
吉川英治 「親鸞」
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