...体が鈍重で動けない...
...彼は鈍重な性格であまり面白くない...
...調子が鈍重で、なかなか良い成績が出せない...
...新しいアプリをダウンロードするのに、スマホの反応が鈍重だ...
...電子機器の起動が鈍重でイライラする...
...ただこの犬の場合のみはあまりにも鈍重でヨタヨタしているのであったから...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...強健ではあるが鈍重で融通がきかず...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてグルック式の鈍重さやワグナー式の野蛮さなどを好んであざけり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「旦那、方角がわからなくなっちまったんですが、どっちへいったもんでしょう!」正直な二人が、ようやくのことで弱音(よわね)を吐き出した時分は、もう真夜中で、彼等としては、こうも行ったら、ああも戻ったらという、思案と詮術(せんすべ)も尽き果てたから、鈍重な愚痴を、思わず駕籠の中なる人に向ってこぼしてみたのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...鈍重な姿のこの鮫が...
中谷宇吉郎 「異魚」
...少し鈍重らしい五十男です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...祖国の鈍重な阿呆面(あほうづら)に...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...自分たちのこれまでの習慣に鈍重にいすわっているのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...それをあの鈍重な弁護士に見せてでもやろうと思ったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...鈍重なそのくせたえず動揺しているような不安定なようすをしていました...
久生十蘭 「ハムレット」
...彼は鈍重な男で、洗練された感情なぞ何年来もったことがなかった...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...また汗も膏も出ないで常に鈍重な感じがし...
北條民雄 「癩院記録」
...なげやりで鈍重な人間たちをも...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...鈍重さの美を素朴な美しい木造の柱や何かにいかさず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...あの砲弾のような鮪の鈍重な羅列(られつ)が...
横光利一 「花園の思想」
...いつの間にか鈍重になっている...
吉川英治 「三国志」
...冬の黙々と鈍重なる...
吉川英治 「新書太閤記」
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