...秀林院様はよろづ南蛮渡りをお好み遊ばされ候間...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...軽焼は本(も)と南蛮渡りらしい...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...それは古い南蛮渡りのこんたすであつた...
長與善郎 「青銅の基督」
...血を吐いたのは南蛮渡りの毒薬に違いない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...南蛮渡りの煙管を銜へて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...まるで南蛮渡りの秘薬の匂いでも嗅がされたよう...
正岡容 「小説 圓朝」
...南蛮渡りだという重いうつわものの中を...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
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