...日本の建築書には鳥居のある種の釣合が図表で示してある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...室の廣さに釣合のとれぬ程大きい煖爐(ストーブ)があつて...
石川啄木 「菊池君」
...いや夫人の服装と丁度釣合(つりあい)が取れてさえいるかも知れない」彼は一歩遅れて夫人の美しい後姿を眺めながら...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...ちと他の文字と釣合いを失いながらも...
辰野九紫 「青バスの女」
...釣合ひのとれない西洋で仕立てた肩幅の大きな洋服の肩をみのるの方に向けて...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...私の文集の表紙には不釣合である事...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...汚(きたな)い三等室や薄暗い甲板の有様と釣合(つりあ)つて非常に能(よ)く表現されて居る...
永井荷風 「黄昏の地中海」
...この不釣合いな相合傘が...
中里介山 「大菩薩峠」
...いささか釣合いは取れてきたわけだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...この不釣合いは非常に大きく...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...身代や許嫁(いひなづけ)に釣合ふ口は思ひ當りません」「それでは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うまい工合に釣合を保って宙に浮いておる」「こりゃ驚いた...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...釣合がとれていいでしょう...
久生十蘭 「喪服」
...もとより人心全体の釣合を失わざるかぎりは...
福沢諭吉 「文明教育論」
...「軽便」の煙突は釜に不釣合に細長くて頂きに網をかむせた盥のやうな恰好のものが載つてゐるので...
牧野信一 「熱海線私語」
...この大きさでなくては釣合はぬからかう画いたのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...石がお互に蜘蛛の糸を微かに引き合うてゐるやうな弱い釣合を見せてゐた...
室生犀星 「京洛日記」
...釣合のよい三階建で...
和辻哲郎 「鎖国」
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