...みなこれ大楽(だいらく)源太郎が為したる所にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...大楽匠を踏み台にしておのれの腕前を揮(ふる)い...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大楽(おおらく)源太郎と...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここのところ山間の一大楽土になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...無辺際空に轟き渡る一大楽曲に化成する……それも日光がひとたび直射するにおよんでは...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...――四部作の大楽劇「ニーベルンゲンの指環(ゆびわ)」のほとんど全部を完成したのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ニーベルンゲンの指環「ラインの黄金(こがね)」「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々の黄昏(たそがれ)」の四部から成るこの大楽劇のレコードは...
野村胡堂 「楽聖物語」
...是(こ)れが老余の一大楽事です...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...子供は大楽しみをするからあまり前もって云って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...明日は大楽しみです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大楽というほどの大がかりなものでなく...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この辺にもとあった大楽寺の本尊不動の鉄像を鋳た所だというとある...
柳田國男 「地名の研究」
...八王子の宿はずれから、大楽寺へまで、その馬市の雑鬧(ざっとう)と、喧騒(けんそう)がつづいている...
吉川英治 「野槌の百」
...大楽寺の境内に、なにか、真っ黒に人影が、かたまっていた...
吉川英治 「野槌の百」
...七さいごの呼び上げを聞くと、群衆のなかに交じっていた百は、転ぶように、大楽寺の山門を、駈けだして、「七兵衛さん! 七兵衛さん!」松の蔭から、黒い人影が、「ここじゃ、ここじゃ...
吉川英治 「野槌の百」
...大楽寺の薬師堂へ走って行った...
吉川英治 「野槌の百」
...よく大楽寺の入札(いれふだ)にぽんと百両も」ふいに...
吉川英治 「野槌の百」
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