...その凧から糸を垂れて水中の魚を釣るという面白い用途もある...
淡島寒月 「凧の話」
...堕された天使(つかい)たちが来て罠をかけて愉快な希望や真実らしい夢で人を釣るのだ釣られた者の心は誇りにふくらんでおそれたり喜んだりして神の平和から離れて行くそれは堕されて...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「心のゆくところ(一幕)」
...他人(ひと)の一年間釣る量よりも多い程釣り挙げて...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...「狐を釣るに鼠(ねずみ)の天麩羅(てんぷら)を用ふる由は...
巌谷小波 「こがね丸」
...雲母(マイカ)で作った薄い円盤を「水晶の糸で釣るして真空の中に置いて...
中谷宇吉郎 「「光線の圧力」の話」
...高木を媒鳥(おとり)に僕を釣るつもりか...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...腰に釣るした棒のような剣(けん)をするりと抜きかけた...
夏目漱石 「夢十夜」
...長い奴が勢揃(せいぞろ)いをして一尺ばかり空中に釣るし上げられる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「どうせ釣るなら...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...長押へ釣る術(て)もあるぜ」それは併(しか)し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...村の娘を釣るといふのですから...
林芙美子 「谷間からの手紙」
...大根を干すのにただ縄へ釣るして寒い晩に出しておくと水分が凍って大根へ鬆(す)が立ちますが五...
村井弦斎 「食道楽」
...なにひとつ釣ることができなかった...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...なにを釣るなどという思いあがった考えは私にはない...
山本周五郎 「青べか物語」
...どちらも魚を釣ることにあまり精を出さない...
山本周五郎 「いさましい話」
...甲斐は釣ることを忘れたように...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その深み――所によれば二三十尋に及びました――に舷から絲を垂れて釣るのです...
若山牧水 「樹木とその葉」
...だから餘計に間が拔けて見えます)餌を突きつけて釣るのですからわけはありません...
若山牧水 「樹木とその葉」
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