...あなたは金陵(きんりょう)の御友だちにも...
芥川龍之介 「奇遇」
...客に従(つ)いて金陵へ往ったが...
田中貢太郎 「黄英」
...馬は用事ができて金陵へ旅行したが...
田中貢太郎 「黄英」
...「金陵は僕の故郷ですから...
田中貢太郎 「黄英」
...私と一緒に金陵(きんりょう)にお出でなさい...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...間もなく金陵にいった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...先祖から金陵におって...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...四日いて金は唐を伴れて金陵へいって...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...金陵へいって娼婦の家に半年ばかりもいたが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「翩翩」
...毅はそれから金陵へ移ったが...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...予の金陵を過ぎりし頃は...
原勝郎 「貢院の春」
...程一金陵賦に云へらく...
原勝郎 「貢院の春」
...唐の黄巣(こうそう)が乱を為(な)し金陵を攻めんとした時...
南方熊楠 「十二支考」
...陳全遊は金陵の妓なり...
南方熊楠 「十二支考」
...ふいるむのうつり変りゆくその羽毛(はけ)のごとき足なみの早さにおのれひとりいくたびか停まらんとしつつその陰影(かげ)をさへとらへんすべもなし馬守真古き支那の世に馬守真といへる金陵の妓(をんな)ありき...
室生犀星 「忘春詩集」
...すると金陵(きんりょう)(南京)まで下江(くだ)る船が今夜おそく...
吉川英治 「新書太閤記」
...……金陵(きんりょう)(南京)のお生れで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――金陵(きんりょう)は建康府(けんこうふ)の産で...
吉川英治 「新・水滸伝」
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