...するとまた金陵(きんりょう)へ帰ってからも...
芥川龍之介 「奇遇」
...金陵の客が来て馬の家に泊ったが...
田中貢太郎 「黄英」
...客に従(つ)いて金陵へ往ったが...
田中貢太郎 「黄英」
...「金陵は僕の故郷ですから...
田中貢太郎 「黄英」
...金陵には田地も家もあって...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...間もなく金陵にいった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...先祖から金陵におって...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...ちょうどその時金陵から来ている娼婦(しょうふ)があって...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「翩翩」
...毅はそれから金陵へ移ったが...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...芳野金陵の門人で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...更に上海よりして陸路金陵に赴き...
原勝郎 「貢院の春」
...抑も金陵には名蹟勝景甚多く...
原勝郎 「貢院の春」
...予の金陵を過ぎりし頃は...
原勝郎 「貢院の春」
...程一金陵賦に云へらく...
原勝郎 「貢院の春」
...陳全遊は金陵の妓なり...
南方熊楠 「十二支考」
...ふいるむのうつり変りゆくその羽毛(はけ)のごとき足なみの早さにおのれひとりいくたびか停まらんとしつつその陰影(かげ)をさへとらへんすべもなし馬守真古き支那の世に馬守真といへる金陵の妓(をんな)ありき...
室生犀星 「忘春詩集」
...すると金陵(きんりょう)(南京)まで下江(くだ)る船が今夜おそく...
吉川英治 「新書太閤記」
...……金陵(きんりょう)(南京)のお生れで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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