...(八)は金色夜叉(こんじきやしや)の(八)...
芥川龍之介 「雑筆」
...浪子にしても『金色夜叉』のお宮にしても...
石川啄木 「葉書」
...『金色夜叉』については小波もしばしば弁明しているし...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...(紅葉が『金色夜叉』を書く時...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)や谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)や菊池寛(きくちかん)や倉田百三(くらたひゃくぞう)や賀川豊彦(かがわとよひこ)の新らしい作を読耽(よみふけ)るものもやはり『金色夜叉』を反覆愛読しておる...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...彼の金色夜叉の原稿が...
太宰治 「断崖の錯覚」
...その頃こそ「魔風恋風」や「金色夜叉(こんじきやしゃ)」などを読んではならんとの規定も出ていたが...
田山花袋 「蒲団」
...紅葉山人の「金色夜叉」が明治三十年に出でて...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...後年私の全集が春陽堂から出た時「あめりか物語」と「ふらんす物語」とが初博文館の出版であつたにも係らず博文館から苦情を云はなかつたのは瀧口入道や金色夜叉などを無断でそれ/″\の全集に編入した弱身が在つた為だと云ふ話です...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...いえこの次はずっと新しい者を撰(えら)んで金色夜叉(こんじきやしゃ)にしましたと云うから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...後に紅葉の傑作「金色夜叉(こんじきやしゃ)」が出ると...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...「われらが金色夜叉」と定る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「金色夜叉」を少しやり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「金色夜叉」は、大分カットしたのに、時間かゝり、予定より三十分もおくれた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...歌ふ金色夜叉六月二十四日(木曜)十二時までねる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「金色夜叉」の時...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...金色夜叉のお宮以来...
宮本百合子 「暮の街」
...こっちへはおみやさんという(金色夜叉のような名ね)お婆さんが泊ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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