...浪子にしても『金色夜叉』のお宮にしても...
石川啄木 「葉書」
...今朝(けさ)梅林(ばいりん)に金色夜叉(こんじきやしや)の梅(うめ)を見(み)る...
泉鏡太郎 「熱海の春」
...『金色夜叉』については小波もしばしば弁明しているし...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...(紅葉が『金色夜叉』を書く時...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...今ではどんな田舎の片山里でも『金色夜叉』の名を知らないものはない...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...百年の後には「金色夜叉(こんじきやしゃ)」でも「不如帰(ほととぎす)」でもやはり古典になってしまうであろう...
寺田寅彦 「生ける人形」
...当時我輩は金色夜叉をまだ書物では読んでいなかったと思うがその内容は或人から聞いて読みたいと心掛けていて果さず...
中里介山 「生前身後の事」
...この乾坤の功徳(くどく)は「不如帰(ほととぎす)」や「金色夜叉(こんじきやしゃ)」の功徳ではない...
夏目漱石 「草枕」
...いえこの次はずっと新しい者を撰(えら)んで金色夜叉(こんじきやしゃ)にしましたと云うから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...明治の文豪尾崎紅葉氏の「金色夜叉(こんじきやしゃ)」は...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...「金色夜叉」を少しやり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...五「金色夜叉」は...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...終って十二月興行の「歌ふ金色夜叉」の宣伝写真を数枚撮る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「金色夜叉」は、大分カットしたのに、時間かゝり、予定より三十分もおくれた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「歌ふ金色夜叉」とヴァラエティに...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「金色夜叉」の時...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...僕は頼んで置いた新刊の小説書を本屋へ取りに行つた時「金色夜叉」を買つた...
牧野信一 「予の恋愛観」
...紅葉の「金色夜叉」から...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
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