...堀割に沿うて造られた街衢(がいく)の井然(せいぜん)たることは...
芥川龍之介 「松江印象記」
...そして風の強い街衢(がいく)を一時間近く走り続けた...
梅崎春生 「狂い凧」
...街衢に充ち滿ちて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...夜、私は、古着の競売場、茶館、最も雑踏の街衢、または居酒屋にあつて、未知の鼻音の狂熱的な蒐集者であつた...
富永太郎 「断片」
...街衢の灯は乏しく...
豊島与志雄 「朝やけ」
...無様式な新しい街衢(がいく)や四角な大建築などは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてこの整然たる街衢のなかにあっては...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...パリー街衢(がいく)に交差する銃火と砲火...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...銀座は極東帝国の街衢(がいく)なり尚武の国風自らステッキに現わる...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...其の空の下には十一時過ぎの街衢(まち)が眠た気なイリュミネエションに瞬いて居ります...
西尾正 「陳情書」
...街衢(がいく)はよく整頓され...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...日毎無頼の街衢(ちまた)から出はづれては歌もなく...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...彼等街衢から出はづれ台地を降る者の...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...ばらばらに黒い楔(くさび)の外(はづ)されたこの残留の街衢の中で...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...すべての夜の街衢(がいく)のよそおいが晴晴しく輝いて...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...街衢(がいく)にて妄りに罪禍を説き...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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