...我々が単に大量的に捕え得る魚のみを捕えるのに反して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...公算というものが数量的に確定したものになる...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...それが量的に一部は確定され一部は修正されるのにはやはりかなりに長い月日を要するのである...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...また一方では量的に正しくしかし質的にはあまりに著しい価値のないようなものが過大に尊重されるような傾向が...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...単に抑止されるばかりでなく量的に引きもどされ従って又やがては質的に引きもどされることにならざるを得ない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...蓄積がこうやって量的に増大すれば...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...株を大量的に売りたたいたりするかと思うと...
戸坂潤 「社会時評」
...之によって精度は量的に向上するばかりでなく質的に転化を遂げる...
戸坂潤 「読書法」
...だが日本主義・東洋主義乃至アジア主義・其他々々の「ニッポン」イデオロギーが(ニホンと読むのは危険思想だそうだ)大量的に生産され...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...しかしそれを実用化するには、少くも量的には、それの数十倍、或は数百倍の精神労働力が必要である...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...かなりの程度まで数量的に現わすことが出来るようになる...
中谷宇吉郎 「鼠の湯治」
...定量的にちゃんとした研究は出来ていないのだろうと素人ながら考える...
中谷宇吉郎 「室鰺」
...又特に時を數量的に取扱はうとする場合には...
波多野精一 「時と永遠」
...志士なるものが大量的に登場するのは...
服部之総 「志士と経済」
...量的に規定された「自然法則」が求められるのである...
三木清 「科学批判の課題」
...量的に考えられ得るものである...
三木清 「人生論ノート」
...量的に考えることを許さないのである...
三木清 「哲学入門」
...推量的に・すこぶるいい加減に・でなければ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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