...そこで空気の目方を量るには...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...これを量るをえざるなり」女王はこの美文を讃美したが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...人に恥(は)ぢ神には恥ぢず初詣(はつもうで)神は唯臠(みそなわ)すのみ初詣推し量る神慮かしこし初詣十二月七日 偶成...
高浜虚子 「五百五十句」
...何の奇もないところに量ることのできないものがある...
種田山頭火 「草と虫とそして」
...これは豚の心で象の心持ちを推し量るようなものかもしれないが...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...正午を過ぎヂュウス黄金の秤を取り出し二軍の運命を量る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...毎週一回其體重を量ると理想的の増量であつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...表面というものの厚さを量ることは出来ない相談だからである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...知識・学術・文化・等々の尺度に照して量るとすれば...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...然るに近年に至り、色々種々に変遷し、或は社会党の如き者を現出し、或は虚無党の如き者を現出し、又国会ある国は、早晩も君主統御の権を削弱し、無智無学議員の多数に、国政の得失を任ぜんことを主張し、不得止(やむをえず)して、之を放任したるの国は、今日如何ともする事不能、内閣宰相は、何時議院の為め、進退せらるるか、自ら量る事不能、自然に、事に任すの力を弱くするに至れり、是らの理由あるが為めに、識見ある学者政治家は、皆な此弊を救護せんと汲々たり...
蜷川新 「天皇」
...薪(まき)や炭や野菜などを量るために使つて居るらしい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白土やセメントを量る役に廻れば...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...恰も實物の輕重を量るが如くにして...
福沢諭吉 「帝室論」
...お前は期待を量る器だ――一つの生命が他の生命の方へ氣短かに自分を注がうとしてそれを何度一ぱいにさせたことか...
堀辰雄 「詩集「窓」」
...ところでアリストテレスは更に次の如く云つてゐる、「今τ※ν※νが時間を、それが前後を含む限りに於て、量る...
三木清 「歴史哲學」
...物事をただ現在の感じで量る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それらをそのあるがままの辛さ重さに応じて味わい量るだけの力ある人々は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...米麦などの桝で量るもののことである...
柳田國男 「食料名彙」
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