...「下野守どのはどうなされた」と小姓におたずねなされましたところに...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...またおそばをしとうて上野守どのゝ御陣へあがりましたところ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...阿蘭陀政府諸公閣下弘化二年乙巳(いっし)六月朔日阿部伊勢守正弘印牧野備前守忠雅印青山下野守忠良印戸田山城守忠温印如何に忠告書の親切にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...萬延元年二十歳では竹内下野守に隨つて歐洲へ使したこともある...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...大目附稲生下野守(しもつけのかみ)から書附をもって...
久生十蘭 「鈴木主水」
...紺野守夫と二人で生駒雷遊の家へピアノがあるから明朝吹込みの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...アカネ茜草指(あかねさす)武良前野逝(むらさきぬゆき)標野行(しめぬゆき)野守者不見哉(ぬもりはみずや)君之袖布流(きみがそでふる)アカネは我邦の何処にも見らるるアカネ科の宿根植物で山野に出ずれば直(す)ぐ見付かる蔓草である...
牧野富太郎 「植物記」
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松本たかし 「松本たかし句集」
...それは亡き下野守の弟に当る中務大輔忠知(なかつかさたいふただとも)が...
山本周五郎 「日本婦道記」
...殊に「野守」の仕舞の如きは...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...その中のひとり斎藤下野守は...
吉川英治 「上杉謙信」
...あかねさすむらさき野ゆきしめ野行き野守りは見ずや君が袖振るすると高氏もすぐ言った...
吉川英治 「私本太平記」
...兄の下野守光綱(しもつけのかみみつつな)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...わしの父下野守光綱(しもつけのかみみつつな)が臨終(いまわ)の折に...
吉川英治 「新書太閤記」
...水野下野守信元(みずのしもつけのかみのぶもと)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長様の御一族の織田下野守信清様に仕えていました」「ヤ...
吉川英治 「新書太閤記」
...下野守に叙せらる...
吉川英治 「平の将門」
...御厨別当(みくりやのべっとう)経明の子多治員経(かずつね)を上野守に...
吉川英治 「平の将門」
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