...後に下野守護となり...
大町桂月 「秋の筑波山」
...このお方は美濃の国の住人日比野下野守(ひゞのしもつけのかみ)のおんむすめで...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「下野守どのはどうなされた」と小姓におたずねなされましたところに...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...萬延元年二十歳では竹内下野守に隨つて歐洲へ使したこともある...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...大目附稲生下野守(しもつけのかみ)から書附をもって...
久生十蘭 「鈴木主水」
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福澤諭吉 「福翁自伝」
...紺野守夫と二人で生駒雷遊の家へピアノがあるから明朝吹込みの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...アカネ茜草指(あかねさす)武良前野逝(むらさきぬゆき)標野行(しめぬゆき)野守者不見哉(ぬもりはみずや)君之袖布流(きみがそでふる)アカネは我邦の何処にも見らるるアカネ科の宿根植物で山野に出ずれば直(す)ぐ見付かる蔓草である...
牧野富太郎 「植物記」
...殊に「野守」の仕舞の如きは...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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横瀬夜雨 「花守」
...甘利(あまり)左衛門尉(じょう)――小山田備中――馬場信春(のぶはる)――小畑(おばた)山城守――真田弾正一徳斎――小笠原若狭守――諸角豊後守(もろずみぶんごのかみ)――一条信秀――相木市兵衛――蘆田下野守(あしだしもつけのかみ)――などそれぞれの陣旗がへんぽんと風に鳴りはためいて...
吉川英治 「上杉謙信」
...県下野守(あがたしもつけのかみ)の一陣は飯盛山に...
吉川英治 「私本太平記」
...わしの父下野守光綱(しもつけのかみみつつな)が臨終(いまわ)の折に...
吉川英治 「新書太閤記」
...水野下野守信元(みずのしもつけのかみのぶもと)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...犬山の城主下野守信清(しもつけのかみのぶきよ)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...下野守に叙せらる...
吉川英治 「平の将門」
...御厨別当(みくりやのべっとう)経明の子多治員経(かずつね)を上野守に...
吉川英治 「平の将門」
...彼とその子息の上野守(こうずけのかみ)なのである...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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