...口びるばかりがかすかに開いてぶるぶると震えた...
有島武郎 「或る女」
...ぼくのからだはぶるぶるふるえて...
有島武郎 「火事とポチ」
...ぶるぶるふるえながら...
有島武郎 「火事とポチ」
...」体ぢゆうがぶるぶる顫えるのを感じた...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...ぶるぶる顫(ふる)て...
岩野泡鳴 「戦話」
...そしてぶるぶると悪寒(おかん)にふるえていた...
海野十三 「宇宙戦隊」
...ぶるぶるとふるえ...
海野十三 「骸骨館」
...からだをぶるぶるふるわせて...
海野十三 「金属人間」
...ぶるぶるふるえているよ...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...蚕(かひこ)のやうにぶるぶるつと身体(からだ)を顫(ふる)はせる...
薄田泣菫 「茶話」
...ぶるぶる震えながら鹿沼在を出かけましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彼はぶるぶると顫えながら...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...彼はぶるぶると身顫いがとまらないで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「小波瀾」
...ぶるぶる震えだして...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...恐怖にぶるぶる身を震わした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...見ているとその表面が細かくぶるぶると振動することによってよく分る...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...真蒼(まっさお)な顔色をしてぶるぶる震えながら夫の腕にすがりついていた...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...おすゑは蒼褪めきつて下唇がぶるぶると震えてゐた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
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