...ぶるぶるふるえていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「いたずらっ子」
...あいつはぶるぶる慄えながら...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...ぶるぶるとふるえ出すのを感じた...
梅崎春生 「桜島」
...ぶるぶるふるえる両手に一つの黒い箱をささえて少佐にさしだした...
海野十三 「怪星ガン」
...そこには博士が白い髭をぶるぶるふるわせ...
海野十三 「火星兵団」
...急にぶるぶると身体を顫(ふる)わして...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...ぶるぶる書きに書くようになっては却(かえっ)て俗臭堪えがたいものになる...
高村光太郎 「書について」
...多少ぶるぶる震えながらのぼっていって...
太宰治 「新樹の言葉」
...彼は体を動かすこともできないでぶるぶる顫えながら覗いていた...
田中貢太郎 「怪しき旅僧」
...そして私の頬の筋肉がぶるぶると震えた...
豊島与志雄 「蠱惑」
...足がぶるぶるふるえてるわ……もうはなして……よし坊ちゃん……もうはなしてよ...
新美南吉 「病む子の祭」
...それから顔を見合せてぶるぶるふるえました...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...子供は高い処(ところ)なもんだからもうぶるぶる顫(ふる)えて手すりにとりついているんだ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...おまけに給仕(きゅうじ)がテーブルのはじの方で新らしいお酒の瓶(びん)を抜(ぬ)いたときなどは山男は手を長くながくのばして横(よこ)から取(と)ってしまってラッパ呑みをはじめましたのでぶるぶるふるえ出した人もありました...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...亀の首や尾や四足がぶるぶると動いている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...とりあげようとしてさしだした手指はぶるぶると震えた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...何をぶるぶる慄(ふる)えているのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...私の手はぶるぶる顫え...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
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