例文・使い方一覧でみる「重宝な」の意味


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...砂漠の船という異名をさえ付けられた重宝な獣で...   砂漠の船という異名をさえ付けられた重宝な獣での読み方
丘浅次郎 「動物の私有財産」

...そのうえ電信や電話などの重宝なものができた...   そのうえ電信や電話などの重宝なものができたの読み方
丘浅次郎 「民族の発展と理科」

...女にとつては重宝な一種の武器である...   女にとつては重宝な一種の武器であるの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...重宝な時計である(今日は質入しないでぢつと我慢したが)...   重宝な時計であるの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...誰も必要な重宝なものだから……...   誰も必要な重宝なものだから……の読み方
田山花袋 「トコヨゴヨミ」

...なんでもちよいちよいかじつてる重宝な伯母さんはひとに鼓をうたせながら自分は太鼓を大革にしていい按排に拍子をあはせる...   なんでもちよいちよいかじつてる重宝な伯母さんはひとに鼓をうたせながら自分は太鼓を大革にしていい按排に拍子をあはせるの読み方
中勘助 「銀の匙」

...前に挙(あ)げた進化論と云う三字の言葉だけでも大変重宝なものであります...   前に挙げた進化論と云う三字の言葉だけでも大変重宝なものでありますの読み方
夏目漱石 「中味と形式」

...まことに重宝な文句であります...   まことに重宝な文句でありますの読み方
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」

...不幸にして細君の父と健三との間にはこういう重宝な緩和剤が存在していなかった...   不幸にして細君の父と健三との間にはこういう重宝な緩和剤が存在していなかったの読み方
夏目漱石 「道草」

...聞いて見るとよほど重宝なものらしいんですよ...   聞いて見るとよほど重宝なものらしいんですよの読み方
夏目漱石 「門」

...まことに重宝な部員であった...   まことに重宝な部員であったの読み方
野村胡堂 「胡堂百話」

...自由自在に女にも男にもなれるという重宝な野郎だが...   自由自在に女にも男にもなれるという重宝な野郎だがの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...重宝な権助をつかまえといたもんだ...   重宝な権助をつかまえといたもんだの読み方
長谷川時雨 「勝川花菊の一生」

...筆というものは口と同様に重宝なもので...   筆というものは口と同様に重宝なものでの読み方
平林初之輔 「伊豆の国にて」

...そういう重宝なものはまだ発明されていないのは...   そういう重宝なものはまだ発明されていないのはの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...どんな型にも合わせて使いこなせる重宝なお道具なのである...   どんな型にも合わせて使いこなせる重宝なお道具なのであるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...これが重宝な行李であるのは言うを俟(ま)ちません...   これが重宝な行李であるのは言うを俟ちませんの読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...ここでは重宝な宝物の意味である...   ここでは重宝な宝物の意味であるの読み方
柳宗悦 「蓑のこと」

「重宝な」の書き方・書き順

いろんなフォントで「重宝な」


ランダム例文:
深山   家内   異境  

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