例文・使い方一覧でみる「里正」の意味

...（神使社頭へ皈る時里正（まちしやうや）の家に立より酒肴のまうけあり）神使社内へ皈（かへ）りしを見て踊（をど）りの行列（ぎやうれつ）を繰（くり）いだす... の家に立より酒肴のまうけあり）神使社内へ皈りしを見て踊りの行列を繰いだすの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...此清水村の里正（りせい）阿部翁（あべをう）のものがたりにてきゝぬ... 此清水村の里正阿部翁のものがたりにてきゝぬの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...令はそこでそれをまた里正（りせい）に催促して献上さした... 令はそこでそれをまた里正に催促して献上さしたの読み方
蒲松齢田中貢太郎訳「促織」

...ずるい邑宰の申したてによって里正の役にあてられた... ずるい邑宰の申したてによって里正の役にあてられたの読み方
蒲松齢田中貢太郎訳「促織」

...さるとき里正裏頭（りしょうかとう）を与う... さるとき里正裏頭を与うの読み方
徳富蘇峰「将来の日本」

...其夫が里正たる所の堤が切れて何度築ても成らず... 其夫が里正たる所の堤が切れて何度築ても成らずの読み方
南方熊楠「人柱の話」

...近村の里正（りせい）今泉氏（いまいずみうじ）の壻になって... 近村の里正今泉氏の壻になっての読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...父は岡山在の里正（りせい）の子に生れた... 父は岡山在の里正の子に生れたの読み方
森鴎外「津下四郎左衛門」

...私の家は代々備前（びぜん）国上道（じやうたう）郡浮田（うきた）村の里正を勤めてゐた... 私の家は代々備前国上道郡浮田村の里正を勤めてゐたの読み方
森鴎外「津下四郎左衛門」

...私の祖父を里正津下市郎左衛門（つげいちらうざゑもん）と云つた... 私の祖父を里正津下市郎左衛門と云つたの読み方
森鴎外「津下四郎左衛門」

...里正の子で身分が低いので斥（しりぞ）けられた... 里正の子で身分が低いので斥けられたの読み方
森鴎外「津下四郎左衛門」

...一里正の子だと云ふ廉（かど）で御採用にならなかつた... 一里正の子だと云ふ廉で御採用にならなかつたの読み方
森鴎外「津下四郎左衛門」

...丹後国与謝郡加悦村の里正細見氏の二男に生れき... 丹後国与謝郡加悦村の里正細見氏の二男に生れきの読み方
與謝野禮嚴「禮嚴法師歌集」

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