...宮崎の足はぐづ/″\してゐる仲間を追ひ越して先頭に立つて了つた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...その指揮者はたゞいつもその軍隊の先頭に立つて進んでゐるだけだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...先頭に立つのでした...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...歓送の行列の先頭に立つのだが...
高見順 「如何なる星の下に」
...文壇の先頭に立つてゐるといふ方面ではなかつた...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...そうして遠いロシアの新映画の先頭に立つ豪傑の慧眼(けいがん)によって掘り出され利用されて行くのを指をくわえて茫然(ぼうぜん)としていなければならないのである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...僕は為方がないから先頭に立つね...
徳田秋聲 「芭蕉と歯朶」
...誰が先頭に立つかと云ふので喧嘩が始まつた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...ちょっと先頭に立つのは躊躇される...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...男の子は先頭に立つた...
葉山嘉樹 「氷雨」
...黄金づくりの馬具を著けた駒に悠然と打ち跨がつて先頭に立つた大兵肥満の貴族どもを眺めながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...彼らを率いて先頭に立つのが...
本庄陸男 「石狩川」
...先頭に立つた滝本の何時にない颯爽たる様子が...
牧野信一 「南風譜」
...先頭に立つて線路堤をまつ直ぐに杉林の方へ駈け出しました...
槇本楠郎 「文化村を襲つた子供」
...先頭に立つてゐる利助が...
三好十郎 「地熱」
...「戦争の場合に先頭に立つことだ」と言った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は犬群の先頭に立つて馳けていた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...組の先頭に立つてよろよろ歩いていつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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