...フランスから醵金を受けるが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...百万ドルを醵金することになり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...選挙の費用は例によって安蘇郡の有志が醵金したものが千円ばかり...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...今後九カ村の者が月々五十円ずつ醵金して贈ろうということに...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...生徒たちの醵金してためて置いた校友會費...
太宰治 「校長三代」
...その醵金者(きょきんしゃ)の中には美穂子も雪子もしげ子もあった...
田山花袋 「田舎教師」
...街頭や紙上でおのずから道義的感触を強要された結果の醵金のことである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...単に醵金するばかりでは軍部らしくないとして...
戸坂潤 「社会時評」
...それから東京・長野・新潟・宮城・其他の府県の地方官吏も亦続々として減俸による醵金を決定したと伝えられる...
戸坂潤 「社会時評」
...その時分には有志の者が醵金(きょきん)して構内に厩(うまや)をこしらえて...
夏目漱石 「三四郎」
...結局醵金(きょきん)して重井(おもい)(変名)...
福田英子 「妾の半生涯」
...友達が醵金して拵へてくれた石塔も立派に出来た...
正岡子規 「墓」
...友達から醵金するといつても今石塔がやつと出来たばかりで又金出してくれともいへず...
正岡子規 「墓」
...醵金して彼人に與へ...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...有醵金影刻此本之挙...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...生徒は醵金(きょきん)をして...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...この熊川舎は町人が醵金して創設した学舎で姫路学風の誇りともいうべきものであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...同志達(どうしたち)は皆(みんな)から醵金(きよきん)した入院料(にふゐんれう)を持(も)つて...
若杉鳥子 「彼女こゝに眠る」
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