...その衝動の醇化が実現された場合のみが芸術の萌芽となりうるのだ...
有島武郎 「想片」
...日本の古典としての醇粋味(じゅんすいみ)は平安朝文学に漂(たゞよ)っているので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...灘の生一本は何ともいへない醇酒だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...他の一面に於ては爛漫たる大醇と...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...亦交際を醇潔にし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...松山画伯里見醇とプランタン酒亭に至る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...豊醇に熟(う)れきった身体のこなしが...
火野葦平 「花と龍」
...オーストリヤからは書記官河島醇君も出席した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...醇々として芸術の道に遊びつゝある風情は...
牧野信一 「ひとりごと」
...自分がそういう醇厚なこころのうちにおかれてあるということについて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「茶山菅先生携鵜川子醇及諸子...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...復醇の二男子は家にあつて安きに慣れしむべきでは無い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...醇二十二歳の時であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...透谷の如きは胸中一点の邪気なき醇粋なる可憐児なりきと曰つて可なり...
山路愛山 「透谷全集を読む」
...ダルウヰンとダルウヰニズム(化醇論)...
山路愛山 「明治文学史」
...又林の中に分入(わけい)つて淡紅(たんこう)の大理石を畳んだ仏蘭西(フランス)建築の最も醇化されたトリアノンの柱廊に倚(よ)り掛り...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...醇風良俗の桃源があると聞きました...
吉川英治 「三国志」
...醇朴(じゅんぼく)と真面目だけである...
吉川英治 「三国志」
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