...應酬工夫、當下如二間居獨處時一一般上...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...酬(むくひ)は高き天(そら)に求めよ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...賑かな杯(さかずき)の献酬(けんしゅう)が始められました...
江戸川乱歩 「黒手組」
...ある個人の勤労に対する報酬などという問題は影をひそめてしまうだろう...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「共産食堂」
...無報酬の行為です...
太宰治 「トカトントン」
...さうしてつらい報酬的な瞋恚に何遍も何遍も燃え上つたればこそその一心の把持といふ言葉が出て來たのだ……...
田山花袋 「道綱の母」
...われに何らの酬なし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...会心(かいしん)のさざめきを以て酬(むく)うてくれました...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...父祖伝来の儒家に育った自分が冗談半分その韻をふんで咄嗟(とっさ)に酬いて見せた...
中島敦 「狼疾記」
...三円の報酬が彼の懐(ふところ)に落つる時...
夏目漱石 「野分」
...父親の代から受けた恩に酬(むく)いるため...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは御厚志に酬(むく)ゆるために...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...飢えた蒙昧人はこれほどの骨折りに対する何らかの報酬を手に入れることを望み得なかったのである1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...報酬が我々の奉仕と等量のときは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...摂理はこのことに酬いとして技量への完成を与えます...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...況(ま)して其れで若干(なにがし)かの報酬を得(う)ると云ふ事は殆(ほとん)ど不可能である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...ようやくその地位封禄(ほうろく)に酬われる日にいたれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこに酬(むく)いられてきたうれしさにみちていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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美しい目鼻立ち あっちにもこっちにも 品質低下
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