...鄭重な言葉で謝罪をする...
...彼女の鄭重な態度に感動した...
...鄭重な約束を守ることが大切だ...
...鄭重な出席を求められた会議に出席する...
...鄭重な顔つきで、重要なお願いをする...
...鄭重にお辞儀をして出て往つた...
薄田泣菫 「茶話」
...手じかではあったが鄭重をきわめ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...鄭重な調子で答えました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...至って鄭重(ていちょう)なもてなしで餞別(せんべつ)が貰える...
中里介山 「大菩薩峠」
...鯨(くじら)の蔓(つる)を鄭重(ていちょう)に拭き出した...
夏目漱石 「虞美人草」
...兎に角學者を鄭重にすることをせねばならぬ...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...あるいは門を出入するごとに鄭重(ていちょう)に挨拶(あいさつ)されるようになれば...
新渡戸稲造 「自警録」
...改まった鄭重(ていちょう)さで...
室生犀星 「荻吹く歌」
...私は餘り鄭重にせられて恐縮した...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...娘も周章てたらしく顔を赧らめて鄭重に会釈をすると...
横光利一 「馬車」
...鄭重なる監視人である...
吉川英治 「上杉謙信」
...慇懃鄭重(いんぎんていちょう)に扱っておけば...
吉川英治 「江戸三国志」
...鄭重(ていちょう)に迎えさせ...
吉川英治 「三国志」
...すぐ鄭重に案内せよと命じた...
吉川英治 「三国志」
...そこへ、踵(きびす)を次いで、浅野家からの使者という取次に、『鄭重に、お通しいたしておけやい...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ご鄭重ではあるがかくべつではありません...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...腫(は)れ物(もの)にさわるような鄭重さが...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...そんなに鄭重になさるんですかえ」すると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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