...鄭重な言葉で謝罪をする...
...彼女の鄭重な態度に感動した...
...鄭重な約束を守ることが大切だ...
...鄭重な出席を求められた会議に出席する...
...鄭重な顔つきで、重要なお願いをする...
...ただ子供の死骸に取縋(とりすが)って泣入っている母親に鄭重(ていちょう)な悔みの言葉を残して...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...きわめて鄭重に奥地へ送還させられた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...陰気な鄭重さで迎えた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...是の貴重なる遺産を鄭重に持續し...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...印度人たちの少年に対する鄭重(ていちょう)さやさっきからの食い違っていた問答やが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...ただ僕は、消極的に、鄭重に、彼女を待遇してるだけのことだ...
豊島与志雄 「好人物」
...鄭重な楠材の棺に納めて葬られ...
豊島与志雄 「立札」
...故鄭重賜二汝好物一也...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...悪神は常に鄭重に祭られ多くの食物を供えられる...
中島敦 「南島譚」
...――謎の女の鄭重(ていちょう)なのはもっとも法律に触れ悪い...
夏目漱石 「虞美人草」
...鄭重(ていちよう)に封筒(ふうとう)へ入(い)れて三錢(せん)の切手(きつて)を貼(は)つた...
夏目漱石 「門」
...宿はどのように鄭重にしてくれましても何処となし落着のないものでございます……」子爵夫人は...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...一年間位鄭重(ていちょう)に保護(ほうご)していた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...自分たちの名を鄭重(ていちょう)になのった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...田を隔てた向うの道からでも鄭重(ていちょう)に挨拶するし...
山本周五郎 「菊千代抄」
...蔡は驚いてみずから鄭重に迎えた...
吉川英治 「三国志」
...その処理には鄭重を極めた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――こう鄭重のうちに気概も仄(ほの)めかせて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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