...適当な霊媒を選び出すことである...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...使用されたフィルムの陰画(ネガチーヴ)の点検によって実際陽画に焼き付けられ映写さるべき部分を選び出すという大きな仕事がここから始まるのである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...聯想の火薬に点火するための口火のようなものを巧みに選び出す伎倆は...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...経済という本質を選び出す...
戸坂潤 「技術の哲学」
...例えば『急がばれ瀬田の長橋』を選び出す...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...千人も選び出すとなると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...もっとも有望だと思われる六つの鉱山を選び出すと...
久生十蘭 「キャラコさん」
...最も目的に適した観念を選び出すにほかならないと考えるだろう...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...そのほかにも尚侍になろうとする人たちの多い中にも資格の十分な人を選び出すのが困難で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...普通人の中に私が選び出すような人格者はまずないらしい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自分の娘を託しうる人をその中から選び出すのは困難です...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いかにもその寓話にぴったりの何かの見解を選び出すけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただそれを選び出すことができない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こうなっては選び出す物はわずかよりない...
柳宗悦 「全羅紀行」
...色々美しいものを選び出すでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...数多くの民器の中から「大名物」を選び出す自由を得ているのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...最も強さうなのを選び出す...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...金のかかる刺繍を選び出す...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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