...船とむる遠方人(をちかたびと)のなくばこそ明日帰りこん夫(せな)とまち見め物馴(な)れた調子で歌いかけたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...行きて見て明日もさねこんなかなかに遠方人(をちかたびと)は心おくともと言う...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...うれしそうに走りまわるのを見て夫人の「遠方人(おちかたびと)」を失敬だと思う心も緩和されていった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...遠方人(おちかたびと)の心(七夕のあまのと渡るこよひさへ遠方人のつれなかるらん)はどうであろうとお思いになり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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