...石本俊吉は今八戸(はちのへ)(青森縣三戸(さんのへ)郡)から來た...
石川啄木 「雲は天才である」
...仁王小路から三戸町(さんのへちやう)、三戸町から赤川、此赤川から桜山の大鳥居へ一文字に、畷(なはて)といふ十町の田圃路がある...
石川啄木 「葬列」
...旅館はわづかに三戸に過ぎず...
大町桂月 「春の筑波山」
...今は三十三戸です...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一つの盆地の中に十三戸の実行組合があって...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...土蔵三戸前の腰張りの内側は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ツキサップに盛岡県人四十三戸百八十五人...
本庄陸男 「石狩川」
...一戸前、二戸前、三戸前――、彼女は、蔵は望まない――土蔵までを切ろうとは思わない――その三斎とやらの寝間にしのび込んで、机元から盗み出してやりたいのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...津浪の前にはまるでとれなくなった(青森県三戸(さんのへ)郡田面木(たのもぎ)小学校長小井川潤次郎氏報)...
武者金吉 「地震なまず」
...一旦開発せられて人家二十三戸...
柳田国男 「海上の道」
...また一つの村には田畠と農家の二三戸を合せたカイトがあるのみか別にまた山間未開の家も田畠もないカイトも一方にはあって...
柳田國男 「垣内の話」
...三戸郡などの狹い區域に限られるものゝやうにいふのは誤りで(旅と傳説九卷四號)...
柳田國男 「食料名彙」
...三戸(さんのへ)郡から鹿角を越えて帰省する途中...
柳田國男 「地名の研究」
...三戸(さんのへ)郡の村々では...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...三戸分ぐらいの巣が出ることも稀(まれ)ではない...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...三戸の近世の移住者が...
柳田国男 「雪国の春」
...三戸前(みとまえ)の土蔵を百棟の土蔵に増してみたところで知れたものではないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...三戸前(みとまえ)の蔵と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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