...それよりもまだまだずっと遠い昔に遡って考えれば...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...その神代の巻が記述せられた時代には既になくなっている風俗が実際存在していた遠い昔に作られた話が伝わっていて...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...遠い昔しの夢であった...
徳田秋声 「縮図」
...そして夜のことを遠い昔のことのようにして思い起してみたが...
豊島与志雄 「過渡人」
...昨夜のことが、遠い昔のようで、また夢のようです...
豊島与志雄 「白い朝」
...遠い昔の彼方の景色が記憶に蘇って来るからだ...
豊島与志雄 「旅人の言」
...それは今にして思返すと全く遠い昔の事である...
永井荷風 「葛飾土産」
...遠い昔から膝下の農人を愛しつづけ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...貧しい家族に一銭の仕送りも考へてくれないやうな男には何の思ひもなかつた、いまでは、遠い昔の、ナムアミダブツ、ナムアミダブツと祈つて身を任せた、あの逞ましい老人に何とも云へないなつかしささへ感じてゐる...
林芙美子 「瀑布」
...遠い昔から特別に鋭敏な感受性によって世に聞えていて...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...それは明らかに遠い昔の封建時代には地下牢(ちかろう)というもっとも悪い目的に用いられ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...それよりもずつと遠い昔に人知れず詠んだもののやうな氣がしてならない...
堀辰雄 「姨捨記」
...幾代とない遠い昔からそう躾(しつ)けられ...
本庄陸男 「石狩川」
...遠い昔の言い伝えには...
柳田国男 「海上の道」
...小唄じゃあるめえし」「なあにおめえ、遠い昔にゃあ、お経文をそのまま、歌謡(うた)にうたったものだあな...
吉川英治 「宮本武蔵」
...息子であるミスカトニック大学のウィンゲイト・ピーズリー教授に渡すことになろう――遠い昔...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...革命は遠い昔にすぎ去つて人はもうその頃から四代目にも五代目にもなるのに...
笠信太郎 「デモクラシーのいろいろ」
...そゞろに遠い昔の我等の祖先の一人が此處を通りかゝつて詠み出でたといふ古い歌を思ひ出さざるを得ない...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索
