例文・使い方一覧でみる「達磨船」の意味
スポンサーリンク...石炭を積んだ達磨船（だるまぶね）や白ペンキのはげた古風な汽船をものうげにゆすぶっているにしても... 
芥川龍之介 「大川の水」
...川には支那の達磨船（だるません）が...
芥川龍之介 「上海游記」
...運河は波立った水の上に達磨船（だるまぶね）を一艘（いっそう）横づけにしていた...
芥川竜之介 「歯車」
...その又達磨船は船の底から薄い光を洩らしていた...
芥川竜之介 「歯車」
...運河は波立つた水の上に達磨船（だるまぶね）を一艘横づけにしてゐた...
芥川龍之介 「歯車」
...その又達磨船は船の底から薄い光を洩らしてゐた...
芥川龍之介 「歯車」
...帆前船（ほまへせん）や達磨船（だるません）の集まつたのを見ながら今更のやうに今日の日本に何の表現も受けてゐない「生活の詩」を感じずにはゐられなかつた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...最後に川の上を通る船も今では小蒸汽（こじようき）や達磨船（だるまぶね）である...
芥川龍之介 「本所両国」
...最後に川の上を通る船でも今では小蒸汽や達磨船（だるません）である...
芥川龍之介 「本所両国」
...今日までわれわれが年久しく見馴れて来た品川の海は僅（わずか）に房州通（ぼうしゅうがよい）の蒸汽船と円（まる）ッこい達磨船（だるません）を曳動（ひきうごか）す曳船の往来する外（ほか）...
永井荷風 「日和下駄」
...今日（こんにち）まで吾々が年久しく見馴れて来た品川の海は僅（わづか）に房州通（ぼうしうがよひ）の蒸汽船と円（まる）ツこい達磨船（だるません）を曳動（ひきうごか）す曳船の往来する外（ほか）...
永井荷風 「水 附渡船」
...その水の上に浮んだ達磨船の舵の音が...
牧野信一 「妄想患者」
...岸ちかく焚火を燃やしている黒々とした達磨船を...
正岡容 「寄席」
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