...断乎とした態度で物事に臨む...
...彼は断乎として自分の意見を曲げなかった...
...断乎とした措置を取る必要がある...
...断乎とした決断力がある人物は魅力的だ...
...この問題に関しては断乎とした対応が求められる...
...「惚れてたとすればどうなるかね」「それはどうにもならないけど――」「しかし僕は惚れてなんか居ないよ」と天願氏は断乎(だんこ)として言い放った...
梅崎春生 「風宴」
...じゃ私も暫く考えてみましょう」と帆村は断乎(だんこ)として云った...
海野十三 「爬虫館事件」
...砂馬を殺せと断乎たる語調ながら...
高見順 「いやな感じ」
...信じて断乎として右へ曲るのも...
太宰治 「お伽草紙」
...断乎としてこの着物を手放すまいと固執の念を深めるのである...
太宰治 「服装に就いて」
...断乎として節酒減食を実行する...
種田山頭火 「旅日記」
...断乎たる命令を出したのであります...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...断乎として語をつづけた...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...非常にきびしく断乎たるところがあり...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...私は断乎として、単にそれだけの方法でこの生活を続けて来たまでのことです...
牧野信一 「サロメと体操」
...大いに断乎たる調子をこめて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...しかしキュリー夫人はあたりの動乱に断乎として耳をかさず...
宮本百合子 「キュリー夫人」
...断乎としているのを眺めながら...
山本周五郎 「風流太平記」
...じつに断乎(だんこ)たるものなんだから...
山本周五郎 「風流太平記」
...断乎(だんこ)、処決する」みな黙った...
吉川英治 「黒田如水」
...敵を待つは敵に思いのまま有利な配備をさせるに過ぎぬ」断乎(だんこ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...断乎(だんこ)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...助けてくれ」「いかん!」断乎として...
吉川英治 「宮本武蔵」
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