...道連れといつては誰一人ありませんでした...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...若い道連れの方へさし向けた...
薄田泣菫 「茶話」
...よい道連れを与へられた...
種田山頭火 「行乞記」
...あなたの道連れになるのは...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...それから出る音が彼女の道連れであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...冥途(めいど)へ道連れにしてやるまでのことだよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...傍流にはかりそめの道連れの女の人であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...旅は道連れということもございますからな」轟の源松は...
中里介山 「大菩薩峠」
...私とは長い道連れだし...
野村胡堂 「平次放談」
...道連れの小官吏と番頭と...
林芙美子 「大島行」
...貴方のお出でになるところまで道連れになって戴けませんでしょうか?」今は一生懸命...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...敦賀ノ庄を出るときから泰文の道連れになっていたのである...
久生十蘭 「無月物語」
...(a)ところがわたしが道連れになったくだんの貴族は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)君は歩く力もなければ歩きようも知らない者を道連れに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それに君が道中で出あう偶然の道連れは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...追い追い多年の道連れに別れて一座はがた落ち...
山本笑月 「明治世相百話」
...道連れもなく、一人で歩いているような月江の様子です...
吉川英治 「江戸三国志」
...道連れになったものでした――と...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索