...東北は鼠(ねずみ)が関(岩船郡の内出羽のさかひ)西(にし)は市振(いちふり)(頸城郡の内越中の堺)に至(いたる)の道八十里が間都(すべ)て北の海浜(かいひん)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...片道八キロ、大人(おとな)のことばで二里という道のりは、一年生の足の経験でははかりしれなかった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...特に崋山の泉石像のことや陶工道八の名前まで出てくるので...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...道八の茶碗を御下賜になる旨が書いてある...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...そしてその道八の茶碗も遺っている...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...一目散に山道八丁を麓(ふもと)の方へかけ下りて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...仲橋の古道具屋の北田屋道八の手から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...殺されたのは仲橋の古道具屋の道八だよ――多分昨夜(ゆうべ)遲くなつてから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...北田屋道八の誘惑と陷穽(かんせい)に落ち...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...道八の手から諸方に賣り渡され...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その昔私が道八から受取つた畫稿料(ぐわかうれう)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――道八憎さに思はぬ罪を重ねたこの金三郎で御座るよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...銀座裏の道八てふしるこやへ寄り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...道八しるこ屋へ入る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...道八(どうはち)の「三島写し」はむしろ美術に近く...
柳宗悦 「工藝の道」
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吉川英治 「神州天馬侠」
...四道八通の利があった...
吉川英治 「新書太閤記」
...東海道八ツ山口から...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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