...道のりを考えてみました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...この道のりが、別の事情もあって、素面(しらふ)のときには、仲々つらいのでした...
梅崎春生 「Sの背中」
...それはじつに長い道のりでした...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...これくらゐの道のりでも...
太宰治 「津軽」
...道のりを訊ねたり...
種田山頭火 「行乞記」
...朝はやく自転車をとばす八キロの道のりはあんがいたのしく...
壺井栄 「二十四の瞳」
...大人(おとな)のことばで二里という道のりは...
壺井栄 「二十四の瞳」
...海へとまで言わなくても(なにしろここからじゃ海まではだいぶ道のりがありますからね...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...今度はルヴァンまでの遠い道のりを重い荷車を引いていくというきつい仕事を...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...『道のりは馬車の間が三十五露里...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...これから頂上までは僅かの道のりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...道のりにしてはいくらもないけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...道のり四五町のところを...
中里介山 「大菩薩峠」
...四里ほどの道のりである...
火野葦平 「花と龍」
...ずいぶん道のりがありました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...道のりはずっと捗(はか)どる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そしてすぐに、報告だけをしておいて、二人はまた捕縄供養の席へ、出直すつもりだったが、短い道のりを、駕で飛ばしている間に、耀蔵は頭がふらふらとして来るし、八弥は、薄黒くあせた唇を噛みしめて、意識さえ、あやしくなる...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...それを登って御殿場まで出れば沼津から見た傾斜の一端を縦断することになるのだが訊いてみれば四里からの道のりだという...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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