...唯だおのが前を過ぐる人あるごとに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...いと急(せは)しげに此処(ここ)過ぐる...
石川啄木 「詩」
...琉球人の信仰生活や家族制度を一瞥(いちべつ)されたら思い半ばに過ぐるものがあるだろうと思います...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...過ぐる日、教育大会に私は案内を受けて出るはずであったが出ることが出来ずして、秘書官に祝辞を持たせてやった...
大隈重信 「政治趣味の涵養」
...近来の論壇を見たならばけだし思半ばに過ぐるものがあろうと思う...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...朝は寝坊であったが夜は時には夜半過ぐるまで書斎で仕事をしていたそうである...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...積雲の集団がある時間内にある村の上を多く過ぐるか少なく過ぐるかは...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...国民に触れはしなくてその上を飛び過ぐる騒々しい連中ばかりだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...之を過ぐれば、其側又一石柱あり...
長塚節 「草津行」
...花の香(か)さえ重きに過ぐる深き巷(ちまた)に...
夏目漱石 「虞美人草」
...咽喉元(のどもと)過ぐれば熱さを忘れると云って...
夏目漱石 「坑夫」
...俄(にわ)かに俳句をものせんとしてその語句の簡単に過ぐるを覚ゆ...
正岡子規 「俳諧大要」
...わが邦でも『調味故実(こじつ)』に兎は婦人懐妊ありてより誕生の百二十日の御祝い過ぐるまで忌むべしと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...三十九年めでそこを過ぐると...
南方熊楠 「十二支考」
...といって何でも西洋風に限ると西洋風にばかり心酔して日本風の長処までを捨てるのも軽卒(けいそつ)に過ぐるけれども事物を公平に観察してその長短善悪を判別するのが我々文学者の責任でないか...
村井弦斎 「食道楽」
...良人の心に行き遇へる張督軍の変なども砂けぶりすと見て過ぐるのみと云ふ歌の浮んだのは此時であつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...過ぐる日の無礼は水にお流しあって...
吉川英治 「私本太平記」
...また自分からこう語り初める――過ぐる年の千早...
吉川英治 「私本太平記」
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