...実は気晴らしに遊んで来いと云わないばかり...
芥川龍之介 「妖婆」
...……漁師が網を繕(つぐの)うでしゅ……あの真似をして遊んでいたでしゅ...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...うようよ槙屏(まきべい)の蔭に遊んでいる...
伊藤左千夫 「八幡の森」
...遊んでらっしゃいな」俺たちはここも追い出された...
高見順 「いやな感じ」
...悲惨な生活に陥れていることでヌクヌクと遊んでいられる少数の人たちなのだ...
高見順 「いやな感じ」
...桜桃の花びらを口に含んだりして遊んでゐます...
太宰治 「お伽草紙」
...あの震災のときにはまだ生まれていなかったような年ごろの子供らがおおぜい遊んでいる...
寺田寅彦 「柿の種」
...まる一年休学して郷里の海岸に遊んでいたころ...
寺田寅彦 「球根」
...日光で遊んでいるような噂も伝わった...
徳田秋声 「足迹」
...遊んでいるわけにはゆかなかった...
豊島与志雄 「狐火」
...太鼓を叩いて遊んでやがらあ...
直木三十五 「南国太平記」
...またわかっても、それは誰にも言えないが、だいたいに於て、こういうことになっている――相当の体面を保つだけの手当は、それはもとより充分に出る、その上に交際費はつかい放題とは言わないが、機密によってはかなり潤沢に許される、誰が今時、何のためにそんな無用な金を出して、無用な人を遊ばせるかと言えば、遊んでいながら、京都の内外の様子をすっかり偵察して、それを時に応じて、こっちへ知らせる役目だ、表面の辞令をいただかないお目附(めつけ)だ、悪く言えば間諜(かんちょう)、ペロで言えばスパイというやつかも知れないが、決して下等な仕事じゃない、柳生但馬もやれば、石川丈山もやった仕事なんだ、徳川家のために、公卿と西国の大名どもの監視をしていようというのだ、その役廻りにこの神尾を見立てたのは、誰とは言えないが、見立てた奴も、見立てられた奴も、まず相当なもんだろう、そこで、話はいよいよ早い、なんでも京都の北の方に鷹ヶ峰というところがある、そこに「光悦寺」という小さな山寺があって、その昔、本阿弥光悦という物ずきが住んでいた、その寺があいているから、そこへ入って坊主になれというのではない、閑居の体(てい)にしていて、気が向いたら、京都なり、大阪なり、好きなところへ泳ぎ出して、好きなように遊んでよろしい、出仕の場所の指図は受けないし、時間というのも制限がない、およそ、この神尾の勤め口としては絶好だろう、今もちょっと口に出たが、板倉周防の仕事をしろというのではない、柳生但馬とか、石川丈山とか――あれの仕事を当世で行くんだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...穴守へでも行つてゆつくり遊んで来ようと思つた...
平出修 「二黒の巳」
...もう暫くこの芝原で遊んで行かうではないか...
牧野信一 「心象風景」
...往来で遊んでいた太郎が「おかえんなさい」とよって来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何をして遊んでもそれに溺(おぼ)れない自己をいつも持っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...よくうちの賭場(とば)で遊んでゆく山の衆かえ」「そうよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...母から「外へ行って遊んでいらっしゃい」と云われれば云われるほど...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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