...えた村の空も一つぞ凧(いかのぼり)去来葛飾や江戸を離れぬ凧 其角美しき凧あがりけり乞食小屋 一茶物の名の鮹や古郷のいかのぼり 宗因糸つける人と遊ぶや凧 嵐雪今の列子糸わく重し人形凧 尺草(大正七年一月『趣味之友』第二十五号)...
淡島寒月 「凧の話」
...我等と同じように茸訪問に遊ぶやからが悪戯(いたずら)にするか...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...「義のために」遊ぶ...
太宰治 「父」
...○犬と遊ぶ、――随筆一篇書けます...
種田山頭火 「其中日記」
...独り遊ぶ、――三日間、私はアルコールなしに、ニコチンなしに、無言行をつゞけた...
種田山頭火 「旅日記」
...神々の舞い遊ぶ庭...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...一緒に遊ぶことを許されない...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...何をして遊ぶんですというヴェリチャーニノフの問いに答えて...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...だがそれは子供と遊ぶというよりは...
中里介山 「大菩薩峠」
...君を思うて岡の辺(べ)に行きつ遊ぶ...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...かくれんぼうをして遊ぶこともあります...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...またしまひは遊ぶ我が世と続くのであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
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三好達治 「短歌集 日まはり」
...あの人だってつきあいで遊ぶくらいのことはあったろうけれど...
山本周五郎 「ひとでなし」
...お母様が美濃紙(みのがみ)にお写しになった下絵をくり返しくり返し見たりして余念もなく遊ぶのでした...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...いつのまにか遊ぶようになったりした...
横光利一 「洋灯」
...大らかに飮み遊ぶ...
吉川英治 「折々の記」
...自分から子供たちの相手になって遊ぶようなこともある...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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