...極めて単純な一労作を反覆連続することを務めとせねばならぬ...
石川三四郎 「社会的分業論」
...これは連続する場合もあり...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...それからそれへと果てしもなく連続するのであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...なおはなはだ僅少にしてこの二府の間に動物のごとく肉の連続するの場合において...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...そしてその数学の基礎的部分は哲学的世界観――例えば無限概念――へ連続する(直観主義と公理主義との対立を思い起こせ)...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...いかにして連続するのか...
中井正一 「脱出と回帰」
...流動している現実を連続するのは一瞬一瞬の見ることの...
中井正一 「「見ること」の意味」
...紙上を埋めるほど頻々(ひんぴん)として連続するものではない...
永井荷風 「裸体談義」
...まったくこの薙の連続する「七谷越え」と呼ばれるあたりは...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ある距離を置いて連続するようにみえた...
夏目漱石 「こころ」
...そうしてこの意識が連続する...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...つかぬにしても連続するのはたしかであるから...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...その一字一句が層々(そうそう)連続すると首尾相応じ前後相照らして...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...思考の連続する進行に違いないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...しかし塩原を流れる箒川の場合はこれを色即是空 空即是色と四書の連続する快い響きの代りに途方もない乱調子が続いて...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...二つの松川が、地形図の上で黙示するすばらしい岩壁(フルー)、連続する瀑布、三角州(デルタ)のような広い磧(かわら)、塗りつぶしたような奥深い原始林などによってわれわれを妖(あや)しくひきつけてからどのくらい日がたったことであろう...
細井吉造 「二つの松川」
...十も二十も連続するのが彼の癖だつた...
牧野信一 「木枯の吹くころ」
...下に連続する句法となさば何の面白味も無之候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??