...文庫の連名中、思案と共に世間に知られていたのは美妙斎であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...その那須に滞在ちゆうに、私は、江口と連名で、菊池に、那須温泉の絵葉書で、便りを出した...
宇野浩二 「思ひ出すままに」
...機関長のマイエル・ブルメナウという大尉なぞが連名で...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...中尉の先輩や友人たちが連名で...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...伯は其の連名の一人たる外に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伯は其の連名の一人たる外に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...沢田正二郎渡瀬淳子と連名の名札のあるのを見た位のものだ...
中里介山 「生前身後の事」
...一面には中村是公同夫人連名で...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...貴方は私と連名で蕪木へ発信した事があつたね...
平出修 「計画」
...阿部対馬守(あべつしまのかみ)の連名の沙汰書(さたしょ)を作らせ...
森鴎外 「阿部一族」
...三人へ連名の感状をやった...
森鴎外 「阿部一族」
...それに連名してゐたと云ふではないか...
横光利一 「マルクスの審判」
...家主長屋の連名で役所へ届け...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...連名の一巻をひろげながら...
吉川英治 「親鸞」
...連名状へ眼を落した阿波守...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...あわただしく連名状を巻き納めた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ひとたび血判連名までさせた一味徒党をも...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...八弥はやがて耀蔵と連名して...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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