...それでも稲舟と結婚した時は両人連名で益々御愛顧を願うというような開業の引札然たる活版摺(ずり)の通知を交友間に配った...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...希くは之を諒せよ」と県会議員一同の連名で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...どちらが高位であろうか? 連名で女王に奉る報告書に署名するときなど...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...其から三藏は直ちに増田と連名の手紙を認めて頼んでやつた...
高濱虚子 「俳諧師」
...機関長のマイエル・ブルメナウという大尉なぞが連名で...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...蕎麦屋(そばや)で酒を飲んで席上で書いた熊谷の友だちの連名の手紙などもある...
田山花袋 「田舎教師」
...いつもするように一同で連名の絵葉書をかいた...
寺田寅彦 「ある日の経験」
...アメリカへ行ってる父と兄とから連名の手紙が...
豊島与志雄 「香奠」
...その連名だけで脅(おどか)される...
中里介山 「大菩薩峠」
...一面には中村是公同夫人連名で...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...榊原家の留守居に老中連名の奉書が交付された...
久生十蘭 「鈴木主水」
...兄弟三人の連名で上書した...
久生十蘭 「無月物語」
...三人へ連名の感状をやった...
森鴎外 「阿部一族」
...それに連名してゐたと云ふではないか...
横光利一 「マルクスの審判」
...董卓(とうたく)の旧臣で、その四大将といわれる李(りかく)、張済(ちょうさい)、郭(かくし)、樊稠(はんちゅう)などは、連名して、使者を長安に上せ、「伏して、赦(しゃ)を乞う」と、恭順を示した...
吉川英治 「三国志」
...大知房も程なく毛利三家連名の起請文をうけ取って帰って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...スラリと一巻の連名状を繰り展(ひろ)げた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...連名していただく方々のお顔に...
吉川英治 「山浦清麿」
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