...やつとこの局所へ逢着(はうちやく)した...
芥川龍之介 「羅生門」
...天の起源――換言すればこの地球以外にある物象の起源――に関する疑問に逢着する...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...しかし如何に臣民が協調に努力するも必ず妥協の困難な場面に逢着(ほうちゃく)するものである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...」「じぁその逢着(あう)ような奴っていうのはどんな奴さ...
大島亮吉 「涸沢の岩小屋のある夜のこと」
...私がふとある大きな事実に逢着(ほうちゃく)しましたのは...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...特に「生きて世に」というのは未来に想像する仮説の死――例えば「死んだ方がましだ」とか「いつ死ぬか判らぬが」というような――よりも過去において実際逢着(ほうちゃく)した死――例えば「討死すべかりし身が」とか「病死すべかりし身が」――とかいうような死を背景においた場合に初めて十分の意味を表してくるのであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...しのびがたき困難に逢着し...
太宰治 「狂言の神」
...その仕事の中に自分の天与の嗜好(しこう)に逢着(ほうちゃく)して...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...結局ニュートン自身が彼自身の方則を理解していなかったというパラドックスに逢着(ほうちゃく)する...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...それからあのいつもの漆喰細工(しっくいざいく)の大玄関をはいってそこにフロックコートに襟章でも付けた文部省の人々の顔に逢着するとまた一種の官庁気分といったようなものも呼び出される...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...暗室にさし入る日光の中に舞踊する微塵(みじん)の混乱状態を例示して物質元子(1)の無秩序運動を説明したという記事に逢着(ほうちゃく)して驚嘆の念に打たれたことがあった...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...之に反して以上のように他の概念に帰する見方を全く離れて自立的な終局的な意味がこの目的概念に求められるかどうかを見る時吾々は全く別の事柄に逢着する...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...どういう場合に合理的であるかという論理的な区別に逢着するわけである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...併しカントを離れて考えて見る時吾々は事実空間表象に於ける感覚の重さをより尊重する見方に逢着するのである...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...彼は子供に対する母親の愛情が父親のそれに比べてどの位強いかの疑問にさえ逢着(ほうちゃく)した...
夏目漱石 「道草」
...影を追えば本体に逢着(ほうちゃく)する時がないとも限らぬ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...まるで宿命説のように過去の因縁に逢着した...
久生十蘭 「金狼」
...偉大な真理に逢着したり...
久生十蘭 「だいこん」
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