...六通書いて六人の作家へ送った...
太宰治 「虚構の春」
...手紙三通書く、抱壺へ、柊屋へ、満洲へ、かなしい手紙なり、恥づかしい手紙なり...
種田山頭火 「一草庵日記」
...今日は書きたくない手紙を三通書いた...
種田山頭火 「行乞記」
...今日やうやく賀状のかへしを五六通書いて出した...
種田山頭火 「其中日記」
...朝から手紙を一通書いたばかりで何をする元気もない...
寺田寅彦 「花物語」
...普通書かれたのは英語が主であったが...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...役に立たない手紙を何通書こうと...
夏目漱石 「こころ」
...我慢なさい」「いえ結構です」「ついでに女の方へも一通書きましょうか」「女も御存じなのですか」「ことによると知ってるかも知れません」と答えた田口は何だか意味のありそうに微笑した...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...自閨中述出一通書状...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...手紙七通書く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...又手紙を数通書いた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...手紙を数通書いた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...この人は至って愚人だったよう『常山紀談(じょうざんきだん)』など普通書き立て居るが...
南方熊楠 「十二支考」
...ペンさんに一通書いてもらって下へ降りたら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中将はもう一通書いてから右馬助(うまのすけ)を呼んで渡すと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...竹中采女正に宛てた訴状を二通書いて...
森鴎外 「栗山大膳」
...同じ意味の手紙を二通書いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...あんたから徐庶へ手紙を一通書かれたら? ……...
吉川英治 「三国志」
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