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伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...独り歩きも出来ない大病人が消えて失くなったんですから...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...こんなとこに独り歩きなぞさせるもんですか...
薄田泣菫 「黒猫」
...此の頃は独り歩きを家人からとめられてゐる...
高浜虚子 「椿子物語」
...それでも家人が極端に独り歩きを禁じるのは少し行き過ぎのやうに思つて居る...
高浜虚子 「椿子物語」
...子供はいつの間にか柵につかまって独り歩きし...
谷譲次 「踊る地平線」
...女中の地位に置いて独り歩きをさせなかったのではあるまいか...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...この「例」がどんなに例そのものが勝手に独り歩きして...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...明るい日は一寸も独り歩きのできない身になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうやら独り歩きができるだろうと存じます...
中里介山 「大菩薩峠」
...とにかく郊外の夜中の独り歩きはまだ危険な頃だった...
中島敦 「虎狩」
...まだ独り歩きなどできないんだから...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ほとんど一日を森の中の独り歩きに暮らしていた...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...昼間といへども独り歩きをする者とてはなかつた...
牧野信一 「鬼の門」
...最初からその預かった子供をその力に応じて独り歩きさせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らを助けてやらずに独り歩きをさせてごらん...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...独り歩きの出来ぬような世間を...
吉川英治 「大岡越前」
...わがこころ寂しき時しいつはなく出でて見に来るうづみ葉の渓わが行けば落葉鳴り立ち細渓を見むといそげるこころ騒ぐも渓ぞひに独り歩きて黄葉(もみぢ)見つうす暗き家にまたも帰るか冬晴の芝山を越えそのかげに魚釣ると来れば落葉散り堰(せ)けり芝山のあひのほそ渓ほそほそとおち葉つもりて釣るよしもなきこころ斯く静まりかねつなにしかも冬渓の魚をよう釣るものぞみなかみへ...
若山牧水 「渓をおもふ」
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