...そこを通り越して...
會津八一 「一片の石」
...やがて一行は桑畑の中の野道を通り越して...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...しかし潮流は間もなく岬を通り越して私を流して行った...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...支店を出しても支店の前は通り越して...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...ここ暫(しばら)くを通り越して...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...いまは非難を通り越して...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...不機嫌を通り越して苛立たしい気持にまでなった...
豊島与志雄 「叔父」
...再び火の砂漠や闇の森や怪物の洞穴(ほらあな)などを通り越して...
豊島与志雄 「手品師」
...江戸から京大阪を通り越して芸州の広島まで...
中里介山 「大菩薩峠」
...二代目はもう通り越して...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...そこで電気燈のついている三階作りの前をすまして通り越して...
夏目漱石 「三四郎」
...障子(しょうじ)を通り越して柳の下を抜けて...
夏目漱石 「夢十夜」
...湯屋の前を無造作に通り越して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それを通り越してもう一つ心の奥で冷たくなつて...
林芙美子 「浮雲」
...常套的な疳癪を通り越して...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...口惜しさも通り越して涙も出ぬ始末だつた...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...その女駕の前を通り越してしまうのが惜しまれました...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼のうえを通り越して...
吉川英治 「三国志」
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