例文・使い方一覧でみる「逃げ足」の意味
スポンサーリンク...逃げ足の立った見物は... 
中里介山 「大菩薩峠」
...その崩れたのと逃げ足との...
中里介山 「大菩薩峠」
...驚いて逃げ足をした駕籠舁（かごかき）も...
中里介山 「大菩薩峠」
...その逃げ足の素早さには...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...逃げ足は早い...
火野葦平 「花と龍」
...「ほ！ やりやがった」お初は、そう叫ぶと、またしても、早い逃げ足だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...逃げ足の早いの早くないのと言つて！ こういう事には馴れつこの僕も...
三好十郎 「肌の匂い」
...逃げ足の速いことはおどろくばかりであり...
山本周五郎 「ひとごろし」
...私の逃げ足が絶対にわからなかったのですから...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...濠端（ほりばた）に山高帽を抑（おさ）へたる洋服づれの逃げ足の操人形（あやつり）に似る可笑（をか）しさを...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...鳩ならぬ丹頂の逃げ足――お粂の姿は見当りません...
吉川英治 「江戸三国志」
...逃げ足立った心の破れ...
吉川英治 「剣難女難」
...それを見ると逃げ足早く散って...
吉川英治 「剣難女難」
...それともなお、この雲長を怪しみ、それがしの言葉を疑うならば、ぜひもない、縄を解いて、この猛虎を、諸公の中へ放つが、どうだ」いうと、捕吏も兵も、逃げ足早く、物もいわず皆、退却してしまった...
吉川英治 「三国志」
...わずか数千の兵をつれて遼東のほうへ逃げ足早く落ちて行った...
吉川英治 「三国志」
...逃げ足がなだれ打ッて行く...
吉川英治 「私本太平記」
...八方へ逃げ足を散らかした...
吉川英治 「宮本武蔵」
...よくも逃げ足早く逃げまわって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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