...又同時に退歩だとも言へる...
石川三四郎 「土民生活」
...技術の退歩(たいほ)です...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...服従性はますます退歩するばかりであろうから...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...油断をすれば退歩をする...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...人類の退歩を招来する危険があるから...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...このたびの教師を得ずして社中生徒の学業あるいは退歩することあるも...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...人生の智徳を発達せしめ退歩せしめ...
福沢諭吉 「徳育如何」
...資本と人口とは退歩的運動を始め...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...及び穀物輸入の相手国の自然的進歩による長期の沈滞的な退歩的運動の機会の増大に当面せしめるということが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...または退歩的でさえあろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...もっと複雑な要素に立つ文学がそこへ腰をおろしては退歩であるということ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...是らはいずれも近世に入ってひどく退歩した...
柳田国男 「木綿以前の事」
...大きな退歩があり変化があったことを...
柳田国男 「木綿以前の事」
...成長もせず退歩もしていませんでした...
山本周五郎 「新潮記」
...また退歩的だと見られたりするやうな封建的な人物...
吉川英治 「折々の記」
...九谷(くたに)焼の湯呑茶碗を茶托に乗せたのを目八分に捧げ、ドアの開け方、足の運び方、退歩の礼など、ずいぶんやかましい躾(しつ)けであった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...国民資本の減少や社会の退歩的状態に伴う所のそれと...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...退歩的状態は常に不自然な社会状態であるということもまた記憶しなければならない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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